DDCはアマチュアのカンパニーですが
公演を作るにあたって
たくさんのプロの方が関わってくれています
ブログパート3~その3~では
今回の公演で改めて感じた
プロの凄さを
熱~く語ります
※スッゴイ長いですからお気を付けてお読みください
もちろんプロなんだからスゴいのは当たり前なんですけどね
なんですけど
何がスゴいって
技術とかそんな当たり前の事じゃなく
プロとしての姿勢?
要するに
プロ意識
とにかく
『出来ない』
を
言わないんです
もちろん
常識を逸脱するようなことは
こちらもさすがに注文しませんので
その辺はあまり突っ掛かってこないでくださいね
たぶん
プロからしてみれば
プロなんだから注文に応えるのが当たり前
注文に応えたい
応えられなきゃプロじゃないでしょ
出来ないなんて言いたくない
出来るもんっ
という
プロのプライド
後半ちょっと
意地みたいになっていますが…
しかもそれを表に出さない謙虚さ
友情出演してくださった
劇団四季の先輩
水井博子さんは
ご自身のブログにも書いていらっしゃいましたが
振り付け3時間のお稽古を経て
その次にみんなと合わせるのはゲネプロ本番
カーテンコールやフィナーレにおいては本番1週間前に振り付け動画で覚えるという環境
え〜〜っ!?と思う方もいるかもしれませんが
それがプロとして「出来る」と見込まれた上でのご依頼という現実
今回はゲストではなく
友情出演です
それでも水井さんには
プロとしてのプライドがあるし
プロの舞台だろうと
アマチュアの舞台だろうと
お客様がチケットを買って観に来てくださるというのは同じ
と思っていらっしゃるのだと思います
あ、水井さんのことはちょっと長くなりそうなので
このあと番外編を書こうと
今決めました
今回初参加の
社交ダンスペア
平田ご夫妻は
元プロの社交ダンサー
申し込みをして
参加費をおさめて
他のメンバーと同じ立場での参加です
後々知ったのですが
札幌の社交ダンス界を牽引しているほどの方達だとか
それでも
『初心者ですから
教えてください!』と
最初から最後まで
その姿勢が崩れることはなかったですね
表に出るプロの方々は
私もたくさん見てきたので
このお三方だけではなく
こういった意識で舞台に臨んでいらっしゃる方はたくさんいます
ただ今回は
特にその意識が高いお三方だったので
とても恵まれていたし
若い子達はとても勉強になったし
私も大変助けられました
そして
忘れてはならないプロのお仕事
裏で活躍してくださっている
スタッフさんや
クリエイターの方々です
いつもお願いしている
舞台監督さんは
あたしがちょっと難しいかなぁと思ったことを言っても
『なんとかなりますよ』
と
なんとかならなそうなことでも
『考えましょうか』
と
絶対に無理とは言わない
しかも
それを実にひょうひょうと
言ってくれるので
私が無理させてる感もなく
とても安心して頼めるのです
今回初めてご一緒させていただいた照明さん
ちょっと複雑なお願いをした時
『出来るかな…?』
と、ボソッと言った時の表情が
何て言うか…
不安というよりは
武者震い?
ワクワクしている感じ?
そんな感じでした
本番は私の想像を
期待を越える
サプライズ演出を用意してくださって
後で知ったのですが
元々劇団四季で照明をやっていたとか
しかも
私がデビューした
JRシアターでお仕事されていたと
スゴイご縁
なるほど~
だからミュージカル色の強い私の作品を
少ない打ち合わせでも理解してもらえたのか
と納得
プロではない方でも
『すげぇ…
プロだな…』
と思わせられる方もいました
今回
衣裳・小道具作りを
全面的にサポートしてくれた
スタジオSの生徒じゅりちゃんのお母さん
『8人目のこびと』と名高い
じゅりママ
ほんとに
じゅりママいなかったら
あたしどうしてたんだろう?
っていうくらい
たくさん助けてもらいました
いつも集合時間より早く来て
『何やりますか?』
から始まり
私のざっくりとした
『これをこんな感じにしたいんですけど~』
という説明にも
『わかりました』
と二つ返事
リハーサル後
みんなが帰ったあとも
何時まで続くのかもわからない作業に延々付き合ってくれて
私が
リハーサルや製作が思うように進まなくてイラついてても
じゅりママはいつでも変わらない態度で
変わらないトーンでいてくれるので
とっても安心するのです
そしてやっぱり謙虚で…
私だったら
あんなにいろいろ作ったら
『あたしが作ったさ~』
とか得意気に言っちゃいそう
さらに
製作作業にとどまらず
当日は裏で
衣裳のトラブルの対処や
早替えの手伝い
そしてなんと
黒子になって
舞台上に脱ぎ捨てられた衣裳の回収まで
とにかく
ステージ上の出演者と同じくらい動き回ってくれました
DDCは最後
フィナーレが終わったら
ロビーに出てお客様のお見送りをするのですが
袖にハケて
廊下を走っていくと
ロビーに出る扉を開けて待っているじゅりママが…
グッときてしまいました
確かに
『扉を開けて待っててください』
とお願いしたのは私なのですが…
でも
それを伝えたのは
前日か当日か忘れたけど
とにかく
劇場入りしてから
しかも
なんだかバタバタしている中
たった1回伝えただけで
タイミングも言ってなければ
リハーサルもしてないんです
私自身も
じゅりママにお願いしたのを忘れていたくらい…
本番が終わって
興奮状態の出演者たちを
いつもと変わらぬ落ち着いた様子で
みんなを送り出す姿は
完全にプロの裏方でした
ちょっと
熱く語ってしまいましたが
表に見える人たちだけが頑張って
公演を作り上げているわけではない
見えないところで
支えてくださっているプロは
見えない事こそがプロなんだなぁ
きっと
それぞれに役割りがある
人間だから
感情に左右されることもある
でもそれを抑えられるよう
コントロールできるのが
プロ
なのかなぁ
もちろん
プロと言えるだけの
技術はある
というのは大前提で
他にも
プロの方
プロ意識のある方
本業の方
副業の方
趣味の方
たくさんの方々の力をお借りして
DDCの公演は作られました
元スタジオS!インストラクターの
山田里歩ちゃんが作ってくれた
7人のこびとのロゴ
そしてそのロゴを使ったTシャツを作ってくださった
レドゥーズモアさん
1枚ずつ
サイズに合わせて
ロゴのサイズを調整するという
丁寧なお仕事に感激
DDCは本当に
いい人たちに恵まれました
いい人
というのは
性格がいいとかそういうことではなくて
志が高い人
全力の人
妥協しない人
自分で言うのもなんですが
良い作品を作り続けていくことで
いい人たちが
集まってくれたんだと思います
これからも
そんな
いい人たちが
集まってくれるような作品を
作り続けたいと思います
いやぁこんな長いブログ
よく読みましたね~
暇なんですか
そんなに暇なら
次の公演
出てみませんか
では…
最後まで読んでくれたあなただけに
特別に教えちゃいます
次回の公演は…
2019年10月
です
(予定ですが)
3、4、5月には
次の公演に向けたワークショップを
開催します
詳細は決まり次第
DDCのInstagramや
Facebookにアップします
ぜひ
お気軽にご参加ください
今日もこれからワークショップ
楽しみ