近親婚は危険 (副題:国の形-14) | 先祖を尋ねて

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姓氏のご紹介はほぼ終わったので、日常雑事、架空の物語、政治経済など気儘に書き込む。
参考資料、文献などは要所に集約して示す。

近親婚は危険 (副題:国の形-14)
テーマ:歴史

貴重なコメントを頂いた


 感謝して、ブログ原稿と致します(引用許可済の心算)が、
光源氏の文章には差別用語が含まれる可能性があります。お許し下さい。

図7.ビクトリア女王家系図ビクトリア女王家系.jpg

投稿者:しま爺 2017-08-24 01:00:41

投稿内容: 生物学的に考えたら兄弟婚など近親結婚は危険です。
お隣の国のような、火病患者ばかりになります。
あるいは、かつての西欧王室のような血友病患者が増えます。』引用終り

回答:
 コメント有難う御座いました。

エンドウ豆でメンデルの法則が発見されたのは1865年で、
世の中に認められたのは20世紀になってからです。
だから確かに、王家には血友病その他が増えました。

図8.ビクトリア遺伝図ビクトリア女王遺伝子.jpg

働かない戦わない高貴な種族ですから、実害は少なかったと思います(独断)。
庶民の間で近親結婚の様な贅沢をすれば、実害で困りますが、劣性な民は
自然淘汰や人口淘汰されたので、その結果、心配する程は増えませんでした。

遺伝病か原因不明ですが、お隣の火病患者でも4%前後です。

遺伝病⇒近親結婚×」の思想が普及したのはごく最近の事でしょう。

更に、優生保護法を復活させ、遺伝子治療も充実させれば、
血統の純粋性を尊ぶ個人や民族には、結婚の自由の名の下に近親結婚は
優秀な人材を産むので、
復活すると思います(夏の世の妄想です(爆笑)
貴兄のコメントをブログ記事に借用させて下さい m(_ _ )m

【参考データー】
http://blog.goo.ne.jp/geradeaus170718/e/75c8e954e8017d53d978f96f974f3c19
ヨーロッパの王族の血友病の実例:リンク
ヴィクトリア女王の子孫が血友病患者の代表として挙げられ、
イギリス、ドイツ、スペイン、ロシアの各王室に血友病患者が誕生した。
特にロシア皇帝ニコライ2世の皇太子アレクセイ(=女王の曾孫)が発病した際、
その祈祷からラスプーチンをのさばらせ、ロシア革命の遠因ともなった。
他にもヨーロッパ王室ではハプスブルク家など婚姻政策で勢力を拡大した一族で
血友病がよく見られた。
従って血友病は「王家の病」と言われている。

-----ビクトリア女王家系.jpg