国の起源-2 (副題:国の形-13) | 先祖を尋ねて

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姓氏のご紹介はほぼ終わったので、日常雑事、架空の物語、政治経済など気儘に書き込む。
参考資料、文献などは要所に集約して示す。

国の起源-2 (副題:国の形-13)
テーマ:歴史

何故、素晴らしいのか?!


 8月21日のブログで「近親婚は素晴らしい」と経験もないくせに、
高飛車なことを断定的に述べた。 本日は、
「何故、近親婚は素晴らしい」について、B-1 を横睨みしながら述べる。


【本ブログの話題内容】
 A:神話や物語について WEBより引用---8月21日済
 B:その他下記の雑談について-----------本日の内容
 
ーー1.兄妹婚、近親婚の素晴らしさ-----本日の内容
ーー2.交差従兄弟、平行従兄弟
ーー3.女のミトコンデリア、男のY染色体
ーー4.国内外の実例と国家の性質形成
ーー5.国の起源と現実の国家体制の差
ーー などである。最後の結論に届くかどうかは怪しいです。

 B:その他下記の雑談について
ーー1.兄妹婚、近親婚の素晴らしさ

 
 既に先述の神話記事でも推察されるだろうが、生命のある植物も動物も
一定のサークル内で交配を続けて命を繋いで行くのが自然なのである。
例えば、稲、花、桃、など自然に自家受粉、他家受粉して繁殖する。

図5.自家受粉・他家受粉5自家受粉.jpg

 例が単純すぎるかも知れないが、犬、猫、鹿、猪などの動物では、
牡♂、牝♀が別の個体であることを除けば、植物と同じであろう。
人間も動物の1種に過ぎない。


皆様もご経験があると思うが、日本人でも外国人でも逢った瞬間に魅かれる
人が偶に見付るであろう。
同様に、体格、風貌、話しぶり等で、自分の指導者、親分に相応しいと
感じることもあろう。


 これは神代の時代も変わらない。

そして最小単位のグループ:親子、兄弟姉妹などの間でも後世に作られた
倫理、道徳の思想と異性感情を無視すれば、近親交配、近親婚が最も効率的で
安全だったのではなかろうか。即ち「最も素晴らしかった」と思う。


図6.君主論6君主論.jpg
 
 マキャベリの君主論の前に、初期の国王(君主)とその妃の理想像を引用
すべきであるが、書物のタイトルを忘却した。m(_ _ )m

国王や妃は庶民に顔を合わすことは滅多に無い。普通は宮廷内の高官、武官
であり、跪いて国王(君主)の命令を聞く。お妃の場合は普通は腰を低くする
程度で良いとされているが、お妃が国王(君主)の娘や、妹など近親者である場合は、
自然に跪いたと云う。
(文献忘却)m(_ _ )m

近親のお妃は、国王(君主)とは異なる威厳と貴種と美しさが漂わせたらしい。
貴種を思わせる近親者は、国王にとっても最も素晴らしかったのだ。(続く)


-------6君主論.jpg