梵語-3(50音図) | 先祖を尋ねて

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姓氏のご紹介はほぼ終わったので、日常雑事、架空の物語、政治経済など気儘に書き込む。
参考資料、文献などは要所に集約して示す。

梵語-3ア字.jpg
詩歌

50音図
(サンスクリット入門-3)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 図1.ア字


 梵語(サンスクリット文字)には、
50音図はオリジナルとしてはない。


英語のアルファベットは26文字であり、
それを組合せて、ローマ字50音表が出来るのと同じである。

その26文字に相当する梵字の数は、45文字だと思う。
母音字母20個、父音字母25個で合計45個です。
母音が日本語の4倍もある。最初から、こんな数では読者が逃げ出すね。

幸いに,吉備真備大臣が奈良時代に残してくれた、
日本人受けの50音表に、著者:松本氏が加工したものを、
次に示します。クリック拡大して下さい

50音図-1
図2.50音図1(吉備真備大臣伝)

図1.は最初の1文字(ア)だけを抜き出して示した。
この様に適度な大きさに書くと美しい。
なお、最後の51字目の(ン)は独立せず、他の字母の上に
転記して多用される。

図3.50音図2(濁音、松本氏案)50音図-2
 これらの文字から1文字選び出して表装し、
○字観と云って、瞑想に噴ける信仰方法もある。


光源氏は、平成元年~5年まで、梵字で「いろは歌」を描き、
表装出来ないかと頑張ったが、見せられる文字には届かず断念した。

梵字いろはをどなたか能書家に依頼できないかと念願している。
練習時間を考慮して更新します。吉備真備.jpg



ーーーーーーーーーーーーーー 図4.吉備真備
(続く)