207_魅入られた瞳 南青山骨董通り探偵社 II | mimi 読書三昧

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五十嵐貴久

光文社文庫

2015年6月発行

 

シリーズの2冊目です。

1冊目はこちら。

 

実は交渉人シリーズの続きが読みたかったのですが・・

貸出中でダメだったので、こちらを借りました。

 

例によってカバー裏の解説を引用すると・・

 

正式に探偵社に入社した井上雅也。

だが、地味な仕事続きで不満気味。

そんな折、社長の金城から任されたのは、

商社マンの美しき妻・志津恵をクリニックへ送迎することだった。

渋々引き受けた雅也だったが、一目で彼女に魅了される。

着々と仕事を進める中、送迎車の消失や謎の男からの暴行など

予期せぬ事態が起こる。探偵社の面々を待つ驚愕の真実とは!?

シリーズ待望の第二弾!

 

ということなのですが・・

う〜ん。

どう見ても「交渉人」シリーズの方がレベルが高いかと。

 

こちらの方が気軽に読めます。

まあ途中から目が離せなくなったりするのですが。

緊迫の場面もなぜかユーモラス?

これはこれでありか、とは思うけれど・・

人好き好きですね。

 

探偵の立ち位置ってどうなの?

社長のやり口も微妙。同僚たちも個性が強すぎ。

いくら人数が少ないから人間関係に悩まないと言われても・・

少数だからこそ大変な部分もありますよね。

 

ということで、軽く楽しみたい方にお勧めです。

1冊目を読んで、もういいや、になる人もいるかと。

 

私は借りてきたので3冊目も読む予定です。