168_思い孕み ご隠居さん(六) | mimi 読書三昧

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野口卓

文春文庫

2017年2月発行

 

時代小説のシリーズもの

前回はこちら

(リストのみですみません)

 

 

このシリーズ

なかなか面白いんです。

 

カバー裏から引用

 

嫁いで半年で最愛の夫を亡くし、17歳で後家になったイネ。

「死んでも魂は離れない。いつも見守っているからね」という夫の言葉が

いまも忘れられない。ある時イネのお腹が、ふっくらと膨らんできて・・・

しみじみ可笑しい話から奇想天外な江戸のおとぎ話まで、多種多様な5篇。

鏡磨ぎ師、梟助さんが大活躍のシリーズ第6弾!

 

ということで・・題名になったお話の解説が上の通り

 

他は・・

 消えた一家

 母と子

 名札

 (思い孕み)

 鏡のふしぎ

 

以上です。「母と子」も不思議なお話でしたし。

「名札」は「迷子札」やら「命名札」のお話。

これも意外に奥が深い。

 

このシリーズ、もう少しあるのかな。

見つけたら読みたいと思います。

 

そろそろ鏡や鏡磨ぎについては知識も増えて、

何回も出てくる説明が鼻につくような気もしますが。

それはやっぱり途中から読んでもそれなりにわかるように、っていうことでしょうかね。