野口卓
文春文庫
2017年2月発行
時代小説のシリーズもの
前回はこちら
(リストのみですみません)
このシリーズ
なかなか面白いんです。
カバー裏から引用
嫁いで半年で最愛の夫を亡くし、17歳で後家になったイネ。
「死んでも魂は離れない。いつも見守っているからね」という夫の言葉が
いまも忘れられない。ある時イネのお腹が、ふっくらと膨らんできて・・・
しみじみ可笑しい話から奇想天外な江戸のおとぎ話まで、多種多様な5篇。
鏡磨ぎ師、梟助さんが大活躍のシリーズ第6弾!
ということで・・題名になったお話の解説が上の通り
他は・・
消えた一家
母と子
名札
(思い孕み)
鏡のふしぎ
以上です。「母と子」も不思議なお話でしたし。
「名札」は「迷子札」やら「命名札」のお話。
これも意外に奥が深い。
このシリーズ、もう少しあるのかな。
見つけたら読みたいと思います。
そろそろ鏡や鏡磨ぎについては知識も増えて、
何回も出てくる説明が鼻につくような気もしますが。
それはやっぱり途中から読んでもそれなりにわかるように、っていうことでしょうかね。