近藤史恵
祥伝社文庫
2020年10月発行
近藤史恵さんの文庫ということで借りました。
前回の近藤さんはこちら
読了してから気づきました。
こちら、シリーズの3冊目。。
「合田接骨院」シリーズというのがあるみたいですね。。
探さなくては・・
さて、3冊目ではありますが、普通に面白く読めました。
序章ではある女性が若い女の子と知り合う場面。
その後は小松崎という男性が語る章と恵(めぐむ)という女性が語る章が交互にあります。
男性の小松崎は週刊誌の編集部で働いていて・・歩ちゃんという恋人ができたばかりで舞い上がり中。
恵の方は序章で拾ってしまった女の子とのお話。。
読んでいくと歩と恵は姉妹であることがわかります。
そして「合田接骨院」の受付を2人でやっていることも。
恵は旅行にいくと言って休暇をとって出かけたのですが。
さて、拾われた女の子「いずみ」は何者なのか。
姉妹の秘密や女の子の過去など、段々と明らかになっていきます。
前提条件として「合田接骨院」は大阪・梅田の雑居ビルの屋上にあります。
そし院長の合田力は「身体の声が聞こえる整体師」であるようなのですが・・
なかなかに面白かったです。1冊目からちゃんと読むべきだったのかも、ですが。
こんな接骨院が近くにあったら・・絶対に通いたいなあ・・