120_はらぺこ犬の秘密 | mimi 読書三昧

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フランク・グルーバー

森沢くみ子 訳

論創社 (論創海外ミステリ 214)

2018年7月発行

 

シリーズものです。

前回はこちら

 

で、ですね・・

もちろん続きなのかと思ったら・・

 

なんと!

 

予想外に!

 

 

実はこちらの方が古いんです!

シリーズの3作目、と書かれてました。。

 

はあ・・出版順(もちろん日本の)に読むのではダメなんですね。。

がっくりです。

 

でもでも・・

3作目ということでジョニーとサムのことがよりちゃんと理解できましたよ。

 

今回はなんと、サムのおじさんが亡くなり・・

遺産を相続することになりまして・・

気持ちも大きくなって現地に向かったところ・・

 

そこはサムが大嫌いな「犬」

大型のセントバーナードが山ほど(200匹)

伯父さんは「ドッグ・ファーム」をやっていたのです。

その上・・お金はどこにあるのやら・・借金は山ほど

 

でも稼いでいたはずのお金は見つからず。

伯父さんが引き取った知人の息子は威張ってるし・・

(でも遺言書がなくて相続はできない)

 

そして実は伯父さんは「銃殺」されたのでした。

犯人は逃げていて見つからないまま・・

 

2人は借金取りから逃げたり、大金持ちのふりをしたりしてるうちに・・

今度はファームの飼育員が殺されてしまい・・

さらには相続を連絡に来てくれた伯父さんの顧問弁護士まで・・

これはもう真剣に犯人を探さないと!

 

ということで最後の方でバタバタとジョニーが推理を重ねて

犯人を暴き、証拠(証人?)も見つけます

 

ただ最後は2人にとって微妙な終わり方でした。。

 

次はどれを読むのが正しいのやら・・

いちいち後書きとか確認しないとダメなのかなあ。。