一本木透
小学館
2023年9月発行
初めての著者さんです。
この作品は2作目のようですね。
元朝日新聞記者
17年に「だから殺せなかった」で第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞してデビュー。
その次の作品。
これも説明が難しい作品なので、例によって図書館の案内から。
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その日、AI研究に携わる4人の教授が、シンポジウムのため壇上に上がった。
会の終盤、1人の教授が壇上で倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
やがて、連続殺人を告げるメールが届き…。社会派ミステリー。
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いやいや・・上記では全く説明になってない?
まあ、書きようがないことは確かなのですが。。。
語り手は胡桃沢宙太。39歳。東央大学の特任教授。
彼は事故に遭って車椅子生活。
「KC(ココロ・クリエーション)プロジェクト」に取組み中。
AIロボットの専門家でロボットに心を持たせる研究をしています。
そしてそのシンポジウムの席上で・・上記の解説のように・・
1人の教授が倒れて・・その後、メールで殺人予告が・・
いや、その通り、なんですけどね。。
「心」とは何なのか?
何を持ってロボットに「心」が宿ったというのか?
どうやって証明するのか?
はあ。これ以上は書けない。
びっくり仰天の結末でした。
お薦めです!
最初の作品も読んでみたい。。
このところ、大当たりの作品が多くて嬉しいです。