30_あなたに心はありますか? | mimi 読書三昧

mimi 読書三昧

本が大好き! どこへ行くにも手放せません
図書館で借りた本が中心ですが大量の蔵書から愛読書も紹介しています
コメント大歓迎です

一本木透

小学館

2023年9月発行

 

初めての著者さんです。

この作品は2作目のようですね。

元朝日新聞記者

17年に「だから殺せなかった」で第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞してデビュー。

その次の作品。

 

これも説明が難しい作品なので、例によって図書館の案内から。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日、AI研究に携わる4人の教授が、シンポジウムのため壇上に上がった。

会の終盤、1人の教授が壇上で倒れ、そのまま帰らぬ人となった。

やがて、連続殺人を告げるメールが届き…。社会派ミステリー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いやいや・・上記では全く説明になってない?

まあ、書きようがないことは確かなのですが。。。

 

語り手は胡桃沢宙太。39歳。東央大学の特任教授。

彼は事故に遭って車椅子生活。

「KC(ココロ・クリエーション)プロジェクト」に取組み中。

AIロボットの専門家でロボットに心を持たせる研究をしています。

 

そしてそのシンポジウムの席上で・・上記の解説のように・・

1人の教授が倒れて・・その後、メールで殺人予告が・・

いや、その通り、なんですけどね。。

 

「心」とは何なのか? 

何を持ってロボットに「心」が宿ったというのか?

どうやって証明するのか?

 

はあ。これ以上は書けない。

びっくり仰天の結末でした。

お薦めです!

 

最初の作品も読んでみたい。。

 

このところ、大当たりの作品が多くて嬉しいです。