不思議の扉 時間がいっぱい | mimi 読書三昧

mimi 読書三昧

本が大好き! どこへ行くにも手放せません
図書館で借りた本が中心ですが大量の蔵書から愛読書も紹介しています
コメント大歓迎です

大森望 編

角川文庫

2010年3月発行

 

前回のこちらと同じパターンのアンソロジー

 

今回は時間がテーマです。

筒井康隆「しゃっくり」

大槻ケンヂ「戦国バレンタインデー」

牧野修「おもひで女」

谷川流「エンドレスエイト」

星新一「時の渦」

大井三重子「めもあある美術館」

フィツジェラルド「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

 

いや、どれも奇想天外

「おもいで女」は下記で出てきた迫ってくる女の初出?

思い出の中で時間を超えて追いかけてくるこわ〜い女

 

大井三重子さん=仁木悦子さんなのですね。

知りませんでした。(もちろん仁木悦子さんは知ってますよ!)

 

大御所、筒井康隆さん、星進一さんはもう言うまでもなく素晴らしい!

捻りも効いてて言うことなしですね。

いや、フィツジェラルドもさすがです。70歳の赤ちゃん!?

こんなのも書いてるのね!

 

時間が何度も繰り返したり、もとに戻ってしまったり・・

いや、いろんなバージョンがありますが・・

最初に考えた人は凄いですよね。

「時をかける少女」も懐かしいし・・

宮部みゆきの「蒲生邸事件」も好き。

 

大晦日、まだ読む気は満々ですが・・読了はここまで、かな。

大掃除もお節もあまり気力がない私。夫と2人きりの正月です。

 

本日中にもう1回更新できたらな、と思ってます。

ご挨拶はその時に・・