以前お邪魔したとき
色々と経営的に苦しい状況だった。
※今も楽ではないけれど
融通して頂いたお金は1年後に返しに来なくてはならない。
当時は少なくとも
月1都内に行っていたので
「返しに行く」ということを大して気にも留めず融通して頂いた。
その後
仕事の状況に変化があり
仕事で都内に行くことはほぼ無くなり
そのうちコロナで現在に至る。
どこか頭の中にはあったんです。
四六時中思っているわけではないけれど
「お返しに行かないとなぁ」
で、やっと行ったのが昨日。
以前「奥の院」に上がらせてもらい
とても苦しい状況であることを心の中で吐露して
今後も商売が続く様にお願いをした。
資金繰りが楽になる様に…とも。
今日現在、相変わらず資金繰りは楽ではないけど
「取りあえずお返ししておこう(融通金)」
そこで思ったんですね
「あ、
今日こうしてお返しに来れたということ自体が
大きなご利益だったのかも知れない！」と。
・仕事はなんとか続いている
・私の留守をカバーしてくれる人がいる
・母はお陰様で元気
・自分の足で穏やかな気持ちでお参り出来ている
そうか
私が頂いたご利益とは
こういうことだったのかも知れないんだ 
そう気付いたんです！
今更ですね(^-^;
敷地内の建物(文化会館)
一階のお茶屋さんの店先に並ぶお供え。
※お盆を貸してくれますよ。あ、トレーか。
お供えを選ぶと
カチッカチッ
と火打石で清めてくれます。
結局今回もお金を融通して頂きました。
またお返しに行けます様に
チョッと余計な話を…
境内にある大岡廟
今回も名奉行・大岡越前公に「旦那、聞いてくださいよ！」と
時代劇に登場する長屋の住人よろしく
あることを一つ言いつけた
「こんな悪い奴等がいるんですぜ！
」と。
正面から真っ当なことを言ってもどーにもならないこと。
長期間不当だと思い続け、今は不信感でしか無い事柄。
(私は前回も言いつけたチクリ魔だ)
心に「それぞれの正しさでやっていること」とメッセージが浮かぶ。
私は子供の頃から寺社ではお願い事をしてきた。
子供の頃はどこに行っても必ず
「お父さんの具合が良くなります様に…」
と手を合わせ続けた。
なので
父が亡くなってからも寺社で手を合わせた際に
「お父さんが…
っと！もうお父さんのことはお願いしなくていいのか」
と思ったことを覚えている。
「あの世で元気でいて欲しい」でも良かったのにね。
人からチクリ魔と言われても、
(誰からも言われていないケド)
これからも
ご神仏にはお願い事をすることもあるだろうし
思いを吐露することもあるだろう。
嘘をついてもどうせバレてるから
お見通しだから
神聖な場所に立った時には
自分が良いと思ったこと
自分が苦しいと感じたこと
本当のことを話せる自分で居たい。
そんなことを改めて思う。
私にとってご神仏とは
子供の頃、常に心の内を話せる対象で
神社とは
キレイな落ち葉やドングリを拾って
自分だけの秘密の場所に隠したり
身近で馴染みのある場所でもあった。
※ご神仏に対しての接し方・捉え方、皆さん様々だと思います。
あくまでも「私」の話でした