元気に年を重ねるための健康について

お伝えしている榎本直美です。

 

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姿勢の話をします。

 

まずはご自身で骨盤のゆがみをチェックしてください。

仰向けに寝て足をリラックスした際に、

左右どちらの足が外を向いているかを確認します。

足が外を向いている方の骨盤が開いているのです。

同じ程度の倒れ方であればどちらかに偏ってはいないので

矯正の必要はありません。

骨盤歪みの改善エクササイズとして、

座った状態で、骨盤チェックで開いていた側の足を

後ろにしてハードルを飛ぶポーズ(両膝を90度曲げた状態)

をとり、その姿勢で前屈して10秒数えます。

その後再度骨盤歪みチェックをすると、

先ほどより開いた足が外を向いておらず

そろった状態に近づいています。

 

背骨など骨に対して筋肉は前後左右均等についており、

緊張や長さのバランスの崩れにより

片方に引っ張られることで歪みが出ます。

 

姿勢に大切なこと1つ目は、頭の位置です。

頭は体重の10%程度の重さがあり、

頭の位置が少し前に出るだけで

首や肩に3倍の負荷がかかっています。

首コリは脳への血流を妨げ

頭痛や鬱・認知症の原因になります。
まっすぐ首の上にのせるよう心がけましょう。

 

2つ目は背骨のカーブです。

首、胸、腰のカーブがクッションの役割を果たし、

正しい姿勢のカーブを保つことが大事です。

背骨の中を通る脊髄が

背骨の変形によって圧迫され

内臓への信号が乱れてしまう可能性が

筋肉が緊張し節流障害(虚血)を生みます。

脚を組まず、骨盤を立て後傾しないようにしましょう。

 

バランスが悪い身体の使い方が習慣になると、

それが姿勢・症状として現れ、痛みが生じます。

反り腰は腰椎すべり症、腰のカーブがないと椎間板ヘルニアなどです。

悪い姿勢は、

筋肉、筋膜、神経、血液、器官、エネルギー全ての機能を低下させ、

疲労しやすく、自律神経の乱れを生み出すのです。