靴の 【 防水 】 【 撥水 】  対策 | アウトドア仕様インドア人間の生態

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道具は一流(`・ω・´)メンタル二流(´ε`;)からだは三流コイ℃です(´・ω・`)気持ちはかなりのインドア大好きですが、リアルではキャンプ・登山とかBBQとかしちゃっているアウトドア仕様インドア人間です。

靴の 【 防水 】 【 撥水 】 対策


前回の記事の記事で mont-bell モンベル GORE-TEX ツオロミーブーツ ワイド  をご紹介しましたがやはりアウトドアで使う靴、雨対策はちゃんとしておかないと!!

って思い防水対策として撥水加工をしようと思い立ちました。

なので今回は靴の防水・撥水について


防水透湿性素材としてゴアテックス (Gore-Tex)・H2no・オムニテックなどがあります。

ここで大切なのは防水性と撥水性の違い!

ずっと表面に雨粒が玉の状態になるってのは防水性ではなく撥水性。

防水性は水が玉の状態じゃなくても雨が入らないことが防水性です。


しかし撥水性が弱くなれば防水性も同じく落ちてきます。

そういった意味での撥水性を高めることは防水性も落とさないということになります。


ゴアテックス (Gore-Tex) ・ H2no ・ オムニテック自体に防水性と透湿性をもっています。

靴の場合は内側にそのフィルムが全体的に貼られているということになります。

結構表面が ゴアテックス (Gore-Tex) って勘違いしている人もいます。

前にご紹介した MERRELL カメレオン2  や メレル カメレオン2ストームミッド ゴアテックスXCR  日本別注カラー は最初は雨が玉のようになりますが時間経過でそのまましみこんでいきます。

それで防水性がないって勘違いした人いるらしいです。

染み込んでもフィルムに問題がなければ水は浸入してこないのに…靴下やタイツが雨にぬれてそれが伝わり靴に進入とかがほとんどなはず。


ですから内側のフィルムに損傷が起きると防水と謳っているものも浸水します。

そしてその防水性の性で靴の中の水が抜けなくなることも…透湿性であって透水性ではないので…


フィルムの防水性をアップさせたり回復させることは難しいです。

しかし、表面上は可能です。

今回は表面の撥水性アップのやり方!!


普通に言えば防水スプレーでいいんじゃね!

って感じでしょう。

しかしゴアテックス (Gore-Tex) ・ H2no ・ オムニテックといった素材は防水性だけではなく透湿性をかね合わせた素材です。

市販されている防水スプレーのほとんどは表面全体に膜を貼り水を弾くというものです

これは単純に撥水性は抜群です!!

しかしこの状態はラップを巻いているようなもの、内側の湿気もこもらせてしまうんです。

それって透湿性の意味がなくなってしまいます。

そこでおススメしたいのが Patagonia ストームジャケット Men's Storm Jacket  のときにも使った


NIKWAX(ニクワックス)!!

これは膜を全体的に貼るのではなく繊維の一本一本に撥水加工するといった感じです。

細かい繊維の一本一本に撥水加工することで全体的に覆う撥水と同じ撥水性能を持ちながら繊維と繊維の隙間があるので透湿性も問題なく発揮されるというわけです

今回使用するのは

靴用の ファブリック&レザー スポンジA 

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こちらは ナイロン繊維、レザー兼用撥水剤 なのでレザーと化繊が合わさったものでも使用できます。

使用方法を写真と一緒にご紹介


① 一部に水洗いできない靴がありますので、取扱い説明書等を確認して下さい。


② ご使用前に良く振って下さい。


③ キャップを外し、スポンジアプリケーターの中心部を上から押して中栓を開けて下さい。


④ 靴紐を取り外してください。

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この時に靴の中にタオルなどをつめておくと水が内側入っても安心です。

⑤ NIKWAXクリーニングジェル洗剤(別売り)で靴をきれいにしてください。

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  新品の場合はそのまま水洗い、表面がしっとりするくらいに濡らしてください。


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お風呂場とかがおススメ

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あとから気づいたんですがこうやって逆さにすればよかった…


⑥ 湿らせた靴によく振ったニクワックスを押し当てるように染み込ませる


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湿った状態


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押し付けるようにすると溶液が出てきます。たっぷり染み込ませてください。


⑤2~3分後、余分な液を固く絞った布等で全体を拭きます。拭き取らずに乾燥させると白いシミとなりますのでご注意下さい。


⑥風通しの良い、日陰で靴を自然乾燥させます。

充分に乾いてからブラッシングをして下さい。

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これで完了です。

透湿性のある靴に関しては手間はかかりますが

NIKWAX(ニクワックス)をおススメします。