※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
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基本的に、人間って、全く縛られていないと、「感情のまま」に生きることになります。
簡単に言うと、「気分で動く」わけです。
例えば、夏休みとか土日で特に予定が無い時って、めっちゃ自由じゃないですか。
そういう時って、めちゃくちゃ気分のままに動いたりしますよね?
そういう自由な時間が好きな人って、多いと思います。
高校生とかなら、普段は学校に行くのが習慣になってたりすると思いますが、休日はそういうのから外れてめちゃくちゃ自由になりますよね?
ちなみに、僕は、そういう日が大好きでした(笑)
もう好きなだけ寝て、昼頃とかに起きて、ゲームしまくる、みたいな(笑)
(あ、もちろん、これは受験生になる前の話ですよ。)
僕は、そういう日があっても良いと思うし、今でも「とにかく気分でやりたいことをやる」という日はたまにあります。
でも、もし、こういう「自由な時間」が続くと、どうなっていくと思いますか?
一言で言うと、ものすごく堕落していきます(笑)
たぶん、大学に入ったら分かると思いますが、大学ってすごく自由度が高いので、堕落しようと思えばいくらでもできます。
そして、僕は、実際にしました(笑)
僕らって、生まれてきてからずーっと、「縛られた感覚」で生きてるじゃないですか。
物心ついた時から、幼稚園とか保育園に入れられてて、気が付けば今度は小学生になってて、次は中学校行かなきゃいけなくて・・・みたいな。
だから、どっかで「縛られない生活」に憧れてますよね?
でも、「縛られない自由」というのは、ある意味危険で、気分のまま生きてると知らない内に「堕落的な生活」に向かって行ってしまったりします。
人間は、基本的に「怠惰」なので、意識していないと安定という名の「惰性」に飲み込まれていくのです。
そこで、「何者にも縛られない自由」という消極的な自由から、「自分を縛る自由」という積極的な自由を行使していく必要が出て来ます。
前回の記事で、「習慣化」の話をしましたが、「自分を望む方向に向かわせる行動を習慣化する」という事こそ、「自分を縛る自由」の行使です。
つまり、自分で「規律」を設けて、それで自分を縛って、その通りに動くようにしていくのです。
僕は、受験に限らず、こういう「生き方」をするのが重要だと思っています。
自分で自分にルールを課して、それに自分を従わせるのです。
ルールというのは、「自分を良い方向に導いてくれる習慣」の事です。
こういうのを意図的に自分の生活の中に組み込んでいって、自ら自分を動かしていかないと、気分に振り回される人生になってしまいます。
もちろん、最初に言ったように、「気分」で好き勝手動く日があってもいいと思うし、そういう時間も楽しいと思います。
でも、それに偏り過ぎる生き方は良くないと思います。
要は、バランスなのです。
それで、色々話してきましたが、結局何が言いたいかったのかというと、前回の記事に引き続き、「自分で決めた習慣によって、自分を縛ってくのが大事ですよ~。」って事です。
もうちょっと説明すると、「自分で自分を縛る」っていう主体的な態度が、かなり重要です。
受験勉強ってのは、結構、「やらされてる感」満載でやっちゃってる人が多いと思います。
でも、そういう受動的な態度は、自分のやる気を削ぎます。
自分のモチベーションは、「やらされてる感」にかなりの割合を持っていかれてしまうのです。
だからこそ、「自分はここを目指すのだ!」と自らゴール設定をして、「そのために必要なことは何か?」を自分で考え、自分で自分にノルマを課して、勉強を習慣化していくのが大事です。
大学受験をすることを決めたなら、積極的に、「受験」と関わっていくようにして下さい。
そうやって、主体的な態度でやっていけば、自然とモチベーションも上がってきます。
自分で自分を縛って、ゴールに向かって自分を積極的に動かしていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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