※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
リアルタイムでの配信は、
今後メールマガジンにて行っていく予定です。
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前回と前々回の記事で、「休憩時間」と「活動時間」をバランスよく取る、朝にデカい課題をこなしてしまう、という話をしました。
これらは、1日の計画を立てる際に、非常に重要なポイントです。
この2つを取り入れるだけで、1日の勉強のはかどり具合がかなり変わると思います。
それで、今日も1日の勉強の質を高めるための、「スケジューリングの技術」について話していきたいと思います。
さっそくですが、それは何かと言うと、「成果を可視化する」って事です。
自分が何をどれくらいこなしたのかを目に見える形にするのです。
具体的な手法としては、1日の初めに「今日やるべき事を紙に書き出す」という方法です。
そして、それをこなすごとに赤線を引いて消していくのです。
こうする事によって、「自分がこなすべき内容」「自分がすでにこなした量」というのが目に見えて分かって、勉強のやる気に良い影響を与えます。
これは、僕自身が、浪人生の時に実際にやっていた事で、効果は実証済みです。
漠然と「今日は勉強頑張ろう」と考えて1日の勉強をやっていくより、遥かに勉強の効率が良くなります。
最近の記事で「行動記録を取るといいですよ~。」と言っていた事や今日の内容からも分かるように、僕は「記録を取る」ってのを重視しています。
それは、人間の感覚が「いいかげん」だからです。
「今日は、何となく頑張ったかな」みたいな曖昧な感覚というのは、あまり信用できません。
そういうのは、実際の「量」とか「時間」で見てみたら、「意外とそうでもなかった」ってなったりします。
人間の感覚はいいかげんなので、しっかりと「データを取る」ってのが重要です。
目に見える形にする事によって、自分を客観視しやすくなるのです。
そういった理由から、「1日の初めにやるべき事を紙に書き出して、こなしたやつに赤線を引いて消していく」ってのがオススメです。
もう少し詳しく言うと、やるべき事の隣に「こなす時間帯」を書き出すといいです。
「行動記録」の話をした時と同じように、
7~8時:食事
8~9時:移動
9~10時:英単語50個覚える
10~11時:長文1題読む
みたいな感じです。
そして、ちゃんと予定通りこなせたら赤線を引いて消していくわけです。
これを実践すると、面白い事が起こります。
それは、「なかなか予定通りに行かない」って事です。
「この時間でこれくらいできるだろう」とか思っていた事が意外とできなかったりします。
そこで大事なのが、このブログではもうお馴染みの「分析」と「修正」です。
僕は、夜寝る前とか、1日の勉強が終わった後に、「1日の反省」をする事をオススメします。
反省といっても、「あぁ、なんで出来なかったんだ~」と落ち込むわけではありません。
紙の記録を見たり、1日の中で思うように行かなかった事を思い出してみて、「なぜ、できなかったのか?(分析)」「どうすれば、よかったのか?(修正)」を考えるのです。
そして、今日の失敗を明日の糧としていくわけです。
これをしっかりやれると、「学習する人間」になっていけます。
そんな感じで、「夜の反省」というのも取り入れるようにしてみて下さい。
最後に、今日話した事をまとめておくと、
・1日の初めにやるべき事を紙に書き出す
・こなしたやつに赤線を引いて消していく
・紙の記録を見ながら、夜に1日の反省をする
という3つが、ぜひ取り入れて欲しい、オススメの習慣です。
ちなみに、成果を可視化する、って意味では「ブログ」を使うのもオススメです。
朝に今日やるべき事を「宣言」して、夜に「成果報告」をすると、毎日の受験勉強に良いリズムが生まれると思います。
ブログ使うとやる気が出そうな人は、ぜひ、実践してみて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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