時間とやる気を無駄にしない賢い「計画の立て方」 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。


リアルタイムでの配信は、

今後メールマガジンにて行っていく予定です。



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前回の記事で、「勉強を習慣化するためには、ちょっとずつやるようにしよう」的な話をしました。


これは、勉強に限らず何でもそうですが、「何か新しい事を始める時」というのは、いきなりたくさんやろうとすると、ほぼ間違いなく失敗します。


人間は「習慣の生き物」であって、これまでと違う事をやるのは、すごくエネルギーを使うのです。


それを考慮せずに一気に習慣を変えようとすると、最初は根性でどうにかなるかもしれないですが、途中で絶対に続かなくなります。


ダイエット・早寝早起き・ランニング・勉強・禁煙・・・、何か自分の生活の中に取り入れたいものがある場合は、少しずつ組み込んでいくことが大切です。


この話は、これからの人生でずーっと使える知識です。


少しずつ変化を起こす、という「習慣化のコツ」を知ってるだけで、だいぶ人生が変わります。


基本的に、人生とか人格というのは、「習慣の集合体」なので、そこを少しずつズラしていくという事は、最終的に「人生全体・人格全体」の劇的な変化を生む事になります。


これは、大袈裟な話ではなく、本当です。


自分が向かいたい方向があるなら、そっちに行くために必要だと思われる習慣をちょっとずつちょっとずつ取り入れて行くようにしましょう。


そういう小さな変化の積み重ねが、結果的に大きな変化を生んでくれます。


「ランニングしよう」と思ったら、最初は「朝起きたら、ちょこっと外に出る」とかから始めてもいいです。


そういう小さな事から始めて、徐々に習慣を変えていけばいいのです。


そんな感じで、「習慣化は、少しずつ」というのを胸に刻んでおいて下さい。


それで、「勉強の習慣」を徐々に取り入れて行って欲しいのですが、「ちょっとずつやる」と言っても、できればたくさんやりたいだろうし、やりたくなる日もあると思います。


「ちょっとだけ」と思ってやると、意外とノルマを簡単にこなせちゃって、「もうちょっとやりたいかも」という意欲が湧いてくる事が結構あります。


人間は、何かを達成すると、感情エネルギー(達成感)が生まれて、もう少し頑張れる状態になります。


脳科学的に言えば、何かを達成した時に分泌される「ドーパミン」というホルモンが脳内で出ているのです。


そうなった時には、その波に乗って、もうちょっと勉強をこなせると良いですよね。


今日は、そういった事を見据えたオススメの「スケジューリング方法」を話したいと思います。


さっそくですが、その方法を言ってしまうと、「達成目標」と「努力目標」の2つを設定する、という事です。


達成目標というのは、「絶対にやらなければいけないこと」です。


「最低限、これだけはやるぞ!」っていうのを決めて、それは何がなんでもやるようにします。


勉強が全然習慣化できていない時は、これを「少ない量・時間」に設定するのです。


そして、徐々に拡大させていきます。


努力目標というのは、「できればやりたいこと」です。


これは、時間が余ったり、やる気が残っていたらやるものです。


さっき話したように、最低限こなさなければいけないノルマが終わっても、「もうちょっとやりたいかも」ってなる時が結構あります。


その時用に努力目標を設定しておくのです。


ただ、受験勉強においては、余計にやり過ぎると、計画が狂ったり復習が間に合わなくなったりする場合があると思います。


なので、個人的には、「次の日の予習をする」「理解用の参考書をパラパラ読む」「核の問題集以外の問題集を解く」といったような勉強がオススメです。


これらをすれば、計画が崩れるって事は無いと思います。


「理解用の参考書をパラパラ読む」っていうのは、知識を寝かせるって意味で効果的です。


人間は、1回見たものを時間を置いてもう1回見ると、「あぁ、何か見覚えあるなっ」ってなります。


そのインパクトが記憶の定着に有効なのです。


そういった下地を整えるのに、「理解用の参考書をパラパラ読む」ってのはオススメです。


「核の問題集以外の問題集を解く」っていうのは、自分がいつも使っているのとはまた別の問題集をやるって事です。


自分で市販の参考書を買っていたりすると、「学校で配られたけど使っていないいもの」って出てきたりしますよね?


そういうのを使って、核の問題集(いつも使ってる問題集)でやったとこと同じ範囲を解いたりするのです。


そうすると、インプットした知識や問題パターンをまた別の角度から確認できて、知識がより強固なものになります。


努力目標としての勉強は、今言ったようなものがオススメです。


そんな感じで、1日の計画を立てる時は、「達成目標」と「努力目標」を設定するようにしてみて下さい。


それによって、1日の勉強がやりやすくなると思います。


ぜひ、実践してみて下さいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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