大学受験に関する「ここだけの話」 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。


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今日はちょっと、あんまり声を大にしては言えない話をしようと思います。


まぁ、別に言えなくは無いのですが、大学受験を指導する立場の人は言わない人が多い気がします。


なぜなら、すごく現実的な話だからです。


教える側っていうのは、どうしても、「自分の行きたい大学に行こう」とか「偏差値だけが全てじゃない」というキレイゴトに走りがちになってしまいます。


もちろん、そういうのも大事だとは思いますが、僕はそれだけじゃない「現実的な話」もするべきだと思っています。


今日は、そういった類の話をします。


まず、僕が受験生の時に、早稲田を目指したのには様々な理由があります。


・クラスメートへの憧れ

・親の期待

・大学ブランド

・自己成長

・挑戦


などなど。


そこには、正直な話、純粋な想いの上に、「早稲田に入っておけば、将来的に見て色々と有利になるかもしれない」という打算的なものもありました。


これは、逆転合格して良い大学に受かった人とかは、あまり言わない話だと思います。


どうしても、自分の物語を美化してしまうからです。


でも、名のある大学に行く人は、どこかで「将来的に見てメリットが大きそう」という打算的な部分があると思います。


僕自身にもありました。


ただ、それって、自分の将来を考えての事なので、別に悪いものでも無いと思います。


大学受験をする人は、主に2パターンに分かれます。


それは、


①夢からの逆算で大学に入る人

②とりあえず、大学に入る人


の2つです。


それで、多くの人は、②のパターンに当てはまると思います。


僕自身も、②の側でした。


そして、「どうせ入るなら、名のあるところに入っておいた方が良いだろう」という考えがあったのです。


世の中には、「夢を持て」とか「必要だったら大学に行け」みたいな最もらしい事を言う人もいますが、僕は、これってあまり現実的じゃないと思います。


これについては、どっかで話した事がありますが、高校生の段階で将来の事まで見据えるって、現実的に難しいのです。


それは、圧倒的に情報量(知識や経験)が足りないからです。


だったら、とりあえず大学に入って、大学生活の中で「やりたいこと」を見つけるのは、全然アリな選択肢だと思います。


その場合に、「とりあえず、どうなるか分からないから、名のある大学に入っておこう」と考えるのは、賢い考え方です。


「ひとまずレールに乗った上で最善を尽くす」というのは、色んなところで使える戦略なのです。


それで、そういった視点で見た時、僕は、「私立文系を志望校にする」というのは、非常にコストパフォーマンスの高い選択だと思っています。


僕は、効率的に「大学ブランド」を手に入れるなら、私立文系がベストだろう、と思っています。


例えば、「東大・京大」と「早慶上智」ってよく並列に語られたりしますが、「早慶上智」のが圧倒的に入りやすいです。


私立はほとんど「3教科受験」なので、入るための「勉強量」が国公立に比べて圧倒的に少なくて済むのです。


しかも、文系選択にすれば、「数学」を勉強しなくてよくなります。


実は、高校数学って、ゼロからやろうとすると、習得するのにかなり時間がかかります。


もちろん、得意な人は良いと思いますが、一般的には「地歴公民」のがかかる時間が少なくて済みます。


しかも、歴史とかだと、ほとんど「覚えればいいだけ」なので、「分からなくて、立ち止まる」みたいなリスクが無くなるのです。


そういった事もあって、僕は、「英語・国語・世界史」で早稲田を受験しました。


さらに言うと、私立は複数の学部が受けられるので、「一発勝負」のリスクを避けられます。


その辺もすごく受験生にとっては、大きなメリットだと思います。


もちろん、「限界突破」を主張している僕としては、安易に簡単な私立を受けるのはやめて欲しいですが、「私立文系で自分にとって難しいところ」を目指すのは、相当オススメです。


有名私大と言えば、「関関同立・MARCH・早慶上智」辺りですね。


この辺を目指せば、「自己成長」という純粋な部分も満たせるし、「大学ブランド」という打算的な部分も満たせます


前に、テレビCMで「難関私大文系は、やる気と努力で突破できる」と謳っている某塾がありましたが、僕はあれを見る度に「うん、その通りだよね」と思っていました。


よく分かってるなぁ、と(偉そうですがw)。


難関私大文系は、逆転合格が狙いやすいです。


もちろん、家庭の事情とかもあって、金銭的に国公立しか受けられない人もいると思うので、その場合は仕方ないと思います。


ただ、金銭面だけを抜きにすれば、「効率的に大学ブランドを手に入れる」という観点から見て、「私大文系」は相当オススメです。


「効率性なんてどうだっていいから、行きたい大学がある!」という場合は、全然そこを目指すべきだと思いますが、そうでないなら、今回話した内容は頭に入れておくべきだと思います。


みんな、あまり表立っては言わないですが、「私立文系」の受験はとてもお得です。


どこを志望校にするかまだ迷ってる人は、ぜひ、参考にしてみて下さいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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