「志望校に合格できそうか」を知る最善の方法 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。


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前回の記事で、「志望校を決めたら、まず赤本を買って読もう(or解こう)」という話をしました。


これは、僕の中では超重要事項なのですが、意外としていない人が多いと思います。


世間一般では、「赤本は、最後に買うもの」とされていますからね。


でも、デキる受験生達は、赤本を最初に買って、辿り着くべきゴールがどんな感じなのかをまず確認します。


それによって、効率的な勉強が出来るし、モチベーションが湧いてくるからです。


志望校に受かる確率を上げたかったら、ぜひ、最初に赤本を買うようにして下さい。


それで、今回も赤本に関連した「常識的じゃない考え方」について話していこうと思います。


当たり前っちゃ当たり前の事なのですが、意外と意識できていない受験生が多いです。


さっそくですが、その考え方とは何かと言うと、「赤本の合格最低点を越えるかどうか」で受かりそうかどうかを判断する、というものです。


志望校に受かるかどうかは、いつの時期でも、「志望校の赤本」を解いて合格最低点を越えるかどうか、で確認する事ができます。


もちろん、最初から越えるなんて事はなかなか無いかもしれないですが、受験の中盤戦や終盤戦で自分の実力を確認する時は、赤本の合格最低点を基準にするべきです。


これは、考えてみれば当たり前の事なのですが、意外と見落とされている事だと思います。


多くの人がやってしまいがちなのが、「模試の判定を見て、受かるかどうかを判断する」というものです。


この方法は、世の中で一般的に行われているやり方です。


しかし、この判断の仕方は、やめた方がいいです。


もちろん、模試の結果は、ある程度自分の実力を判断する材料にはなり得ます。


ただ、志望校に合格するかどうかは、模試の結果からはあまり正確には分かりません。


なぜなら、志望校の試験問題と模試の問題というのは、出題形式だったり出題傾向、問題の難易度など色んな事が違うからです。


そのため、模試では良い結果が出せるけど、志望校の問題は解けない、という事が起こり得ます。


逆に、模試の結果は悪いけど、志望校の問題では得点率が高い、なんて事もあります。


僕自身、そのタイプで、模試の国語とか苦手でした。


僕は、浪人生の時に進研模試というのを受けていて、マークと記述ともに国語の偏差値はそんなに高くなかったのですが、赤本ではかなり得点率が高かったです。


センターに近い形式の模試では120点とか取ったりした事もありましたが、早稲田の赤本では9割近い得点率を叩き出す事がありました。


そんな感じで、模試の問題と赤本の問題って、自分との相性の関係とかもあったりして、全然デキが違かったりするのです。


なので、模試の判定をあまり当てにしてはいけません。


結構、「模試ではA判定だったのに、なぜか、本番で落ちた」という話を聞いたりする事があります。


それは、おそらく、赤本で合格最低点を越える事をあまり意識しておらず、「模試で良い判定が出てるから大丈夫だろう」と油断したからではないかと思います。


学校の先生と三者面談する時とかも、模試の判定から志望校を決めたりしますが、今言ったような事があるので、気を付けておいた方が良いです。


大事なのは、「赤本で合格最低点を越えるかどうか」で志望校に受かりそうかどうかを判断する、ということです。


これは、受験生活の最初から最後まで意識していなければいけません。


たとえ途中で模試の判定が良くても、安心してはいけないのです。


もし、赤本を解いて合格最低点に届かなければ、そのままでは受かる可能性が低いって事です。


模試の成績は、「基礎力がしっかりと養成できているか」を見る程度のものだと思っておいた方が良いです。


その上で、しっかりと志望校に受かるための実力をつけていかなければいけません。


人それぞれ志望校が違うと思いますが、どこの大学でも、その志望校の問題の特徴ってのがあります。


例えば、僕が受かった早稲田の人間科学部とかは、「難関大学の割に、国語が意外とカンタン」「英語の文法問題がめっちゃ難しい」という特徴があったりします。


そういうのを理解していると、そこを意識した勉強が出来るし、模試とかで出来ない問題とかがあっても、「まぁ、こんな問題、志望校では出ないしな」と冷静にスルーする事ができます。


志望校の問題を常に意識している事で、模試の結果とかに惑わされなくなるのです。


大事なのは、「赤本で合格最低点を越えるかどうか」です。


そこを外してはいけません。


一般的には、「模試の判定によって、受かりそうかどうかを判断する」という事が行われていますが、そういう考え方をしてしまうと、今回話したような落とし穴(A判定なのに落ちるという悲劇)にハマってしまいかねません。


そうならないためにも、「赤本で合格最低点を越えるかどうか」で志望校に受かりそうかどうかを判断するようにして下さい。


今回話した事は、本当に大事な内容なので、しっかりと頭に刻み込んでおいて下さいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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