※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
最近の記事で、何か上手く行かない事があった時、落ち込みに浸ったり自分を責めたりしないようにしよう、的な話をしました。
今回も、同じような事を別の視点で話そうと思います。
もう2月も終わりになる頃で、受験生の人達の戦いも一区切りする感じですよね。
まだ、合格発表が終わってない人もいると思いますが、手応え的にイケたかどうかが分かってる人も多いと思います。
中には、「やっちまったぁ~」と落ち込んでいる人もいるかもしれません。
今日は、そういった人達へのメッセージ的なものを書きたいと思います。
ちなみに、このブログでは2月まで現受験生向けの話をして、3月からは新しく受験生になる人達へ向けた話をしようと思います。
もちろん、「勉強法」系の話は受験以降も生かせる事が多いので、興味のある人は読み続けてくれると嬉しいです。
「生き方(人生観)」とかも引き続き書いていくと思うので、何かしら参考にしてみて下さい。
それで、今日話したい事というのは、一言で言ってしまうと、「人生を点ではなく、線で捉えよう」という事です。
何か目標を掲げて頑張っても、思ったような結果が得られない事があります。
そんな時、目の前の現実に「あぁ、終わったなぁ」と落胆してしまうかもしれません。
「欲しい結果」を得ようと必死で努力して、それが掴めなかった時ほど悔しい事はないと思います。
時には、「結果じゃなくて、プロセスが重要なんだ」とか「頑張った事に価値がある」といった最もらしい意見が、力を持たない慰めの言葉に感じてしまう事もあるかもしれません。
「どれだけ綺麗事を並べたって、上手く行かなかった事に変わりはない」と。
で、こんな事を言うのもあれですが、ぶっちゃけ、その通りです。
失敗は失敗で、負けは負けです。
自分が決めた目標を達成できなかったら、それは負け以外の何ものでもありません。
ただ、それは「その部分だけを切り取れば」の話です。
例えば、受験という試合で負けてしまった場合、そこだけを見れば、「ただ負けただけ」です。
でも、人生自体はこの先も続いていきますよね?
受験という「点」だけで終わるのではなく、その先の未来へと繋がっています。
だとしたら、人生全体を「線」で捉えて、受験という「点」はその一部として考えるべきです。
別の言い方をすれば、人生は物語であって、「受験」というのはその中の数ページ(1章)でしかない、という事です。
そこをどう位置付けて、これから、どういうふうに未来を描いていくかはあなたにかかっています。
僕は、何か自分にとって「失敗」と思えるような出来事が起こった時、それを素晴らしい未来のための「伏線」と考えるようにしています。
もちろん、自分にとって望しくないショッキングな出来事が起きたら、簡単にそう捉えられない場合もあります。
しかし、一旦落ち込んで、ある程度回復してきたら、そう考えるのがベストだと思っています。
これは、言ってみれば「3次元思考」から「4次元思考」への切り替えです。
3次元というのは、目の前に広がる空間(現実)の事です。
そこしか見えていない(上手く行かなかった出来事しか見えていない)のが、「3次元思考」です。
そこから、さらに「時間」という概念を付け加えたものが「4次元思考」になります。
目の前の出来事を「現在」として捉え、それが「過去→現在→未来」という繋がりを持っていると考えます。
そして、「今の望まない出来事が、どう未来に繋がっていくのか?」を紡ぎ出すのです。
今現在の「望まない状況」を肯定してくれるような未来とはどのようなものなのか、を考えるわけです。
そして、そこに至るためにはどう行動していけばいいかを考えて、また歩き出すのです。
これが人生をストーリー(線)として捉える「4次元思考」です。
分かりやすい言葉で言っちゃうと、「失敗を失敗で終わらせない」とか「諦めない」みたいな表現になるんですかね。
もうちょっとイメージを膨らませるような事を言えば、未来という時間を無数の「可能性の箱」が詰まったものとして考えてみるのです。
今あなたの目の前には、無数の未来の「可能性の箱」が用意されていて、その中身は空っぽです。
そのどれにエネルギーを注ぐかは、あなた次第です
エネルギーをより多く注がれた「可能性の箱」が、この先現実となって現れてくる確率が高いものになります。
どういう未来を描くか、それによって、今の望まない状況を自分の人生の中でどう位置付けるかは、あなたが決める事です。
ひょっとしたら、この失敗を未来の成功の伏線と考え、「再チャレンジ」をする物語を描くかもしれません。
もしくは、この失敗をバネに学んだ事を生かし、「新たな別の目標」の糧とするのかもしれません。
いずれにせよ、どういう意味付けをするかは、あなたの人生の脚本家である「あなた自身」が決められる事です。
色々と話してきましたが、結局何が言いたかったかというと、「人生はこれからも続いていく」って事です。
だから、何か失敗してしまったとしても、目の前の「点」に惑わされず、どんな「線(ストーリー)」を描くかを考えるべきです。
これは、どんな時でも一緒です。
どんな出来事も、結局はどっかの未来に繋がっていて、どう繋げるかはあなた次第です。
「人生」という自分だけの物語を自由に描いていきましょう。
ひょっとしたら、落ち込んでる人は、すぐに今日話したような考え方をできないかもしれないですが、頭の片隅に置いといて頂けたらと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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