※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
僕らは、しばしば、「間違った思い込み」に苦しめられる事があります。
人間なら誰もが、「○○じゃないと、××できない」とか「○○したら、××になる」という自分なりのロジックを持っています。
もちろん、それが正しい場合もあるのですが、間違っている場合がよくあって、それが自分を苦しめる事があるのです。
例えば、「イケメンじゃないと、彼女ができない」みたいな事です。
世の中には、「ただし、イケメンに限る」みたいな言葉があったりしますよね?
イケメンだから許されるのであって、他の人がやったところで逆効果だ、みたいなやつです。
ちょっと前に流行った「壁ドン」とかそうですよね?
イケメンがやればカッコいいですが、そうじゃない人がやったら、ドン引きされます。
壁ドンだけに、ドン引きされます(*´з`)
この世界には、「イケメンだからこそ許される」事があるのは確かだと思います。
でも、だからと言って、「イケメンじゃないと、彼女ができない」と思ってしまうと、それは行き過ぎになります。
だって、世の中を見渡せば、イケメンじゃなくても彼女がいる人はいますよね?
「見た目が悪い自分は、彼女ができない」と思っている人がいたら、それは間違いです。
もし、それが正しければ、見た目が悪い人は、みんな彼女がいない事になります。
そんなはずないですよね?
中には、「美女と野獣」みたいなカップルだっているはずです。
現実を「正しく観る事」が大切です。
この前やっていたナイナイの「お見合い番組」みたいなやつでは、可愛い子が「私はイケメン苦手です」と言って、26年間彼女がいないハゲてる男性に告白していました。
そんな事だって、世の中には普通にあるわけで、「イケメンじゃないと(見た目が良くないと)、彼女ができない」なんてのは間違ってるわけです。
僕ら人間は、悲観的に世界を捉えて、間違った「思い込み」を作ってしまう事がありますが、そういった自作の「落とし穴」にハマらないように気を付ける必要があります。
他の例を出すと、「良い大学に行けなければ、将来がヤバい」というのはどうでしょう。
大学受験を経験するときには、誰もが考える事かもしれません。
ひょっとしたら、親とか先生にそう言われるかもしれないですね。
でも、それって、本当にそうなんでしょうか?
世の中には、志望する大学に落ちたって、大学に行かなくたって、幸せに生きてる人はたくさんいるはずです。
そういうのを考えれば、「大学受験」で人生が決まるとは到底思えません。
それで人生が決まってしまうようなら、言い方は悪いですが、そんな世の中はクソですね(笑)
こう考えていくと、僕らが持ってる「価値観」の中には、間違った思い込みがたくさんあるような気がしてきませんか?
結構、多くの人にとって根深い問題になってるのは、「こうしないと、好かれない」とか「こうしないと、認められない」みたいな思い込みです。
そういうのって、自分の中に無いですか?
「こんな自分を見せたら、嫌われるんじゃないかな~」とか「これをクリアしないと、自分は認めてもらえない気がするな~」といったような考えです。
でも、それって、意外と間違ってたりします。
僕自身、自分の弱点というかコンプレックスみたいなものを「これを言ったら嫌われるかもな~」とか思いながら、打ち明けてみたら、意外と何とも無かった事があります。
そうしてみて初めて、「あぁ、自分の勝手な思い込みだったんだな。」と気付く事ができます。
最初らへんに話した例でもそうですが、大事なのは、「反証事例」を出すことです。
反証事例とは、自分の思い込みを否定するような事実の事です。
「イケメンな人しか、彼女を作れない」という思い込みを持っていたら、「イケメンじゃないのに、彼女がいる人(反証事例)」を見つける事によって、自分の思い込みが否定されます。
そうやって、現実を正しく観ようと努力をする事で、いかに自分が「勝手な思い込み」の世界で生きていたのかが分かるようになります。
僕らは、「こうに決まってる」とか「こうに違いない」といった具合に、間違った考えに囚われて苦しむことがよくあります。
そんな時に、「本当にそうだろうか?」「例外があるんじゃないか?」と冷静に考える事によって、自らハマった落とし穴から抜け出す事ができます。
現実を正しく観て、無駄に自分の首を絞めないことが大切ですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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