「自由」とは何か考えてみよう その2 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




今日は、前回の記事の続きを書こうと思います。


前回は、「○○とは?」というふうに言葉の定義を考えて、具体的に思考していく事の重要性について話しましたね。


前置き程度に話そうと思った事が、思いのほか長くなってしまいました。


それで、最後の方では、自由について「自由とは、何にも縛られていない状態である」という定義をしました。


という事は、「自由になりたいなぁ~」という感覚があるなら、何かに縛られている状態だ、という事になります。


昨日の記事を読んでくれた方は、「自分を縛っているもの」について考えてみましたか?


答えは一つではないので、考えてみれば色々と出てくると思います。


今日は、僕が考える多くの人を縛っている「2つの鎖」について話してみたいと思います。


僕は、生きていく上で多くの人を縛って不自由にしている2つの大きな原因として、「他者評価」「親の価値観」があると思っています。


この2つは、「人間の心」を縛って何かと生きづらくしているデカい鎖のようなものだと思います。


ここから解放された時、人はもっと心を軽くして、より自由に生きていく事ができるんじゃないかなぁ、と思っています。


もちろん、僕も完全に解放されているわけではありません。


だからこそ、その事を自覚して「大きな鎖」を断ち切り、もっともっと自由に生きていきたいと思っています。


まず、「他者評価」についてですが、人間なら誰しもが「人から、もっと良く見られたい」という欲求を持っています。


この欲の存在を否定するわけでは無いですが、人間はしばしばこの欲求に囚われ過ぎてしまいます。


そうすると、生きるのが苦しくなってしまうのです。


自分がやりたいようにやるのではなく、「自分を良く見せるための行動」を取って、無理をしてしまうからです。


そこに、「自由感」は無くなってしまいます。


いつも、「他人の評価」を気にして生きる事になります。


では、そうならないためには、どうすればいいのでしょうか?


僕は、日頃から、「虚栄心からの行動」を捨て去る、という意識で生きるのが良いと思っています。


つまり、「自分を良く見せよう」という動機からの行動をしない、という事です。


人間は意識していないと、つい「良い人に見られよう」と思って無理をします。


ただ、それは結果的に自分を苦しめるだけです。


だから、常に「これは、自分を良く見せたいがための行動じゃないか?」とチェックしておくのです。


そうする事によって、「虚栄心からの行動」を防ぐ事ができます。


もちろん、「純粋な好奇心」「純粋な向上心」などから頑張るのはOKです。


そういった動機からの行動は、いくらやっても疲れないし苦しくなりません。


そういうのは、むしろ、積極的に採用していくべきです。


ただ、「自分を良く見せたい」という虚栄心からの行動は、自分を苦しめるだけなので、意識的に排除していくようにすると良いです。


次に、「親の価値観」についてです。


僕は、多くの人が、「親の価値観」に縛られて生きていると思っています。


もちろん、それは「親の存在」を否定しているわけではありません。


ただ、「親の期待に応えようとして頑張り過ぎてしまう」という人が結構いるんじゃないかなぁ、と思います。


そういう生き方をしてしまうと、苦しくなります。


何を隠そう、僕自身がその一人でした(笑)


僕は、小さい頃から「親の期待」に応えようとしていました。


「親はこういう事を望んでるから、こういう選択をした方がいいのかなぁ~」とか考えて、行動していました。


しかし、そういう生き方はとても窮屈です。


もちろん、親が望んでいる事と自分のやりたい事が一致していればいいですが、ほとんどの場合は、そうではないと思います。


だとしたら、優先すべきは「自分自身」です。


親の期待に応える事が子供の役目なのでは無く、「自分の生きたい人生」を生きるのが子供の役割です。


それが、結果的に親の幸せにもなるはずです。


どんな人にとっても、「親」というのは偉大な存在です。


それは、「すごい」とかそういう事ではなくて、「自分」という人格を形成する上でかなりの影響を受けている、という事です。


なので、どこかで「親の価値観」には従わなければいけないんじゃないか、という怖れみたいなものがあるのです。


しかし、自分の人生は「自分のもの」です。


「親の価値観」を基準に、何かを選択する必要はないわけです。


「他者評価」に縛られる必要がないのと同様、「親の評価」に縛られる必要もありません。


「親がこう思うだろうから」といった理由で何かを決めなくてもいいのです。


自分が生きたいように生きる事が自分にとっての「真の幸せ」であり、それが最終的に親のためにもなるはずです。


そういった考え方を持って、「親の価値観」から自由になって、「自分の心」が求めている選択をするようにすると良いです。


今回話したような「他者評価」「親の価値観」という事に縛られなくなると、人生をもっと自由に生きる事ができると思います。


僕自身、これからそういう生き方をしていきたいと思っています。


何かに縛られない自由の先に、「自分を縛る自由」というのがあるはずです。


それは、自分の「やりたいこと」や自分の「価値観」に従って生きる、という事です。


そういった、最も自由な生き方を選択して、「自分らしい人生」を存分に楽しんでいけると良いですね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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