身体が不自由だから、彼女にフラれて、腹いせに人殺し | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




1、2週間くらい前、昼ドラを観るのにハマっていました。


昼ドラと言っても、浮気現場が見つかって雷ドッカーンで人間関係ドロドロのやつの事ではないです(勝手な昼ドラのイメージw)。


そうではなくて、昼過ぎに再放送されているドラマ、略して「昼ドラ」です(笑)


昼過ぎの14~17時くらいの時間帯に、昔流行ったドラマが再放送されているのです。


最近、それを観るのにハマっていました。


僕が観ていたのは、あの有名な『古畑任三郎』です。


僕は基本的に推理もののドラマとか映画は好きでよく観ます。


『古畑任三郎』は、田村正和さんのキャラというか演技が絶妙で、とぼけた雰囲気を醸し出しつつも理詰めで犯人を追い詰めていく様が、観ていてとても気持ちイイです。


昔、TSUTAYAで借りて一気に観た事があったのですが、テレビでもう1回観てしまいました。


その中で、福山雅治さんが出ている回があって、その話の中に(個人的に)とても印象に残るシーンがあったのです。


福山さん演じる犯人役の男は、足に障害を持っていて、車椅子に乗っています。


そんな彼が、フラれてしまったかつての恋人に電話をかけるシーンがあります。


そのやり取りが、個人的に非常に面白かったのです。


ちなみに、その元恋人は、今は犯人(福山さん)の同僚の男と付き合っています。


電話でのやり取りは、確かこんな感じでした。



「ねぇ、あいつに乗り換えたのって、やっぱり彼の肉体に惹かれたから?」


「何でそんな事を言うの?」


「だって、そうとしか考えられないじゃないかぁ~。そうだろ?」


「私はあなたのそういうとこ・・・」


「そうなんだろ?そうじゃないと納得できないよ~」


「ガチャッ・・・プーップーッ」


「・・・」



彼(福山さん)は、彼女に未練が残っていて、自分がなぜフラれたのかを知りたがっていました。


彼自身は、「自分の肉体のせいだ」と思っていました。


しかし、その事を聞いてみようとすると、彼女に電話を切られてしまったというわけです。


その後、フラれた事に対する腹いせに、彼女の現在の恋人(自分の同僚)を殺してしまうのです。


僕は、この電話のやり取りを見ていて、「ふむ、なるほど。」と思いました。


僕は人の「生き方」とかに興味があるので、そのシーンを観ながら「なぜ、彼はフラれてしまったのか」を分析してました(事件のトリックとかではなくw)。


まず、重要なポイントは、彼は、身体が不自由だったからフラれたわけではない、という事です(あくまで、僕の推測ですが)。


では、彼がフラれた根本原因というのは、何だったのでしょうか?


僕が思うに、それは「身体が不自由な僕は、好かれない」という思い込みを持っていた、という事です。


つまり、僕がよく言う「マインドセット(考え方)」とか「価値観(ルール)」の問題です。


もちろん、身体が不自由な事というのは、見方によれば、「彼の劣っている部分」かもしれません。


しかし、問題の本質はそこではなく、「身体が不自由な僕は、好かれない」というロジックを彼が持ってしまっていた事です。


簡単に言えば、コンプレックスですね。


「自分には○○が欠けているから、好かれない」と、心のどこかで思っていたのです。


そして、そういった「思い込み」からくる言動を見て、彼女は彼のことを嫌いになってしまったわけです。


その証拠に、電話のやり取りの中で、彼女が「私はあなたのそういうとこ・・・」と言いかけている部分があります。


おそらく、彼女が言いたかったのは、「私はあなたの(自分の身体に対してコンプレックスを持って、卑屈になっている)そういうところが嫌いなのだ」という事だと思います。


つまり、身体が不自由なところそのものではなく、そこに対して持っている「考え方」が嫌だったのです。


そして、「身体の不自由な僕は、好かれない」という彼の思い込みからくる卑屈な態度に愛想を尽かしてしまったわけです。


思い込みの中で特に重要なのは、「身体の不自由な僕は」の部分ではなく、「好かれない」の結論の部分です。


この「好かれない」という思い込みが、その通りの現実を引き起こしてしまったわけです。


「思考は現実化する」とはよく言ったもので、この世界では自分が信じている事(思い込み)が見事に現実化されてしまうのです。


例えば、イケメンな人って、モテるじゃないですか。


でも、アレって「イケメンだから、モテる」のではなく、「イケメンだから、モテる」と本人が思っているからモテるわけです。


何か、ややこしいですね(笑)


もちろん、イケメンだと有利なのは分かりますよ。


ただ、本質というか、本当に重要なのはそこではなくて、「自分はイケメンだから、モテる」と本人が思っている、という事です。


ここでも大事なのは、「モテる」という結論部分です。


理由は何だっていいから、本人が「モテる」と信じていれば、モテるのです。


もちろん、超不潔で見た目も中身も最悪だったら、いくら信じていてもモテないかもしれません(笑)


だから、厳密に言えば、「モテやすくなる」ですかね。


本人が、「自分は○○だから、モテる」と心底思っていれば、それが現実化されやすくなるのです。


「自分とはこういう人間だ」という思い込みをセルフイメージと言います。


これが、自分の現実に大きく関係しているのです。


『古畑任三郎』に登場した福山雅治演じる犯人役の男も、「自分は身体が不自由だから、好かれない。そういう人間なんだ。」と思っていたからこそ、それが現実化されてしまったわけです。


僕は、普段から、自分が持ってる「マインドセット(考え方)」とか「価値観(ルール)」が大事なんだ、と言っていますが、今回のドラマの話にもそれが当てはまるわけです。


もし、本人が問題の根本はそこだと理解できていれば、殺人を起こす事も無かったかもしれません。


まぁ、それだとドラマが成立しなくなりますが(笑)


そんな台本の都合的な事は置いておいて、自分がどんな「思い込み」を持っているかがいかに重要かって事です。


そして、それをしっかり自覚することです。


何か自分にとって問題が起きた時には、自分の「思い込み」を見直すチャンスかもしれません。


そんな事を再確認した、昼ドラの『古畑任三郎』でした(笑)


日常全てが学びですね、たかがドラマでも。


もちろん、内容も面白かったですよ(笑)


まぁ、そゆことです(どゆこと?)(*´ω`*)


それでは、また(*'ω'*)



最後まで読んで頂きありがとうございました。



質問・感想・相談はご自由にどうぞ。


↓↓記事更新のエネルギーが補充されます ポチッとクリックお願いします(ブログランキングサイトに飛び、このブログのポイントに10p加算されます)☆


にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(指導・勉強法)へ 
にほんブログ村  


 
大学受験ランキング