※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
共通試験1日目が終わりましたね。
デキはどうでしたか?
思うようにできなかった人も練習通りにいった人も、まだ明日が残ってるので、頑張って行きましょう!
センターは時間との戦いだと思うので、今日はなかなかに緊張感のある場を体験してきたんじゃないかと思います。
ぶっちゃけ、「怖いなぁ」とか「逃げたいなぁ」なんて感じた人もいると思います。
自分にとっての「真剣勝負」の場面って、すごく怖いですよね。
真剣にやってるからこその「恐怖」ってあると思います。
僕自身、第一志望の早稲田の人間科学部の試験前夜は、なかなかに寝付けなかったし、ずーっと浅い眠りのまま試験当日の朝を迎えました。
それまでの明治とか立教の試験ではそんな事はなかったので、「やっぱ、本当の本番は違うぜ」と思ったのを今でも覚えています。
そういった、自分にとっての「真剣勝負」というのは、誰でも緊張するものです。
もちろん、「後はやるだけだぜ」という覚悟はあると思うのですが、真剣勝負に「不安」や「恐怖」は付き物なのです。
ただ、この「不安」とか「恐怖」って、すごく大事な感情だと思います。
よく、そういった感情を「楽しめ」って言ったりしますよね。
ぶっちゃけ、僕はそこまでの強靭なメンタルを持ち合わせていないので、そういう言葉を聞くと、「楽しめるかい、ボケ!」と思ったりもするのですが、それに近いマインドセットは持つべきだと思います。
それは、「不安とか抵抗、恐怖を受け入れる」って事です。
僕は、今まで生きてきて、ネガティブに思えるような感情に対して「こういう感情が完全に無くなったらいいのになぁ」というふうに思っていました。
しかし、色んな事を経験したり、勉強したりする事によって、「それは無理な話だな」と思うようになったのです。
というか、むしろ、「この恐怖感や抵抗感は、無くてはならないものなんだ」くらいに思うようになりました。
こういった感情というのは、「自分が成長する兆候(サイン)」である、といったような捉え方ができるのです。
基本的に、「不安感」や「恐怖感」というのは、自分にとっての未体験ゾーンに対して感じるものです。
ということは、そこを抜けた先には、「新たな自分」が待っているのです。
僕は、生きていく上で、「自己成長」というものに重きを置いています。
生きている限りは、自分を成長させ続けるのが、一番良い生き方だと思っているのです。
そして、不安や恐怖というのは、まさに「自己成長」が起こる前に感じる感情です。
という事は、感覚的には受け容れ難いけど、理屈的にはとてもウェルカムな感情なわけです。
もちろん、理屈をいくら並べてみても、怖いもんは怖いです。
しかし、その怖さは自分を良い方向へ導いてくれるものなのです。
人生において何かを選択しようとする時、この「不安感」「抵抗感」「恐怖感」という感情は、すごく良い手掛かりになります。
「怖いけど、何か気になる」とか「不安だけど、やってみたい」みたいな感覚は、言ってみれば、「そこに飛び込め」というサインなのです。
だって、怖いんだったらやめればいいじゃないですか。
抵抗があるなら、やらなきゃいい話です。
でも、「何かやった方が良い気がする」とか「何か分からないけど、やってみたい」と思うのは、人間が心の奥底(魂レベル)で「自己成長」を望んでいるからです。
「恐怖心」の先に、成長した「新しい自分」が待っているのです。
だから、今センター1日目を終え、怖くなってしまったり、逃げたくなってしまっている人も、そこを踏ん張ってみて下さい。
「おぉ、自分すげぇビビってるな」とか「不安になってるな」と客観視して、自分が「今ちょうど成長の真っ只中」という事を感じてみましょう。
もちろん、「絶好調」に行っていて、そういったものを一切感じていない人もいるかもしれないですが、そういう時は逆に危ないので、足元をすくわれないように気を引き締めていきましょう。
思うように行かなくて落ち込んでいる人も、最後まで戦い抜きましょう。
いずれにせよ、やるべき事は「今やれることを淡々とやる」という事だけです。
緊張感を感じつつ、「不安」や「恐怖」といった感情を通過して、自分にとっての「真剣勝負」に真っ向から挑んでいきましょう。
自分が生きてる実感をリアルに感じる機会というのは、本当に貴重です。
センター2日目も、ぜひ、頑張ってきて下さいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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