【第4講】 未来に「発想の地雷」を埋め込む | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。




※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




今日も、「本番前の心構え」シリーズ「短期集中講義」をしていきたいと思います。


前回は、試験本番前に余計な事を考えないために、「頭の中を忙しくする」というオススメの方法を話しましたね。


具体的には、参考書をパラパラめくって復習したり、試験直前で何も見れない場合は、頭の中で知識を思い浮かべたりする、という事です。


そうやって頭の中を忙しくすれば、ネガティブな事とかを考える暇が無くなって、余計な緊張をしなくて済みます。


ぜひ、試験前の「精神統一」に取り入れてみて下さい。


さて、今回は、緊張対策からは少し離れて、試験前にやっておくといい「心の準備」について話していきたいと思います。


今日話したいことは、一言で言ってしまうと、「メンタルリハーサル」というものについてです。


いきなりですけど、みなさん、もの忘れとかってしますか?


例えば、買い物に行く前に、「あれを買っておかなきゃ」と思ったけど忘れるとか、「あの人にあの事について話そう」と思ったものの忘れてしまう、みたいな事です。


日々生活していると、こういう事って多少なりともありますよね?


僕も、特別記憶力が優れているとかは無いので、「うっかり忘れてた」って事が結構あったりします。


大学生になってからは、芸能人の名前が出てこない事が多くなりました(それは老化)。


ただ、最近になって、あるちょっとした工夫をする事によって、そういうのを減らすことができるようになったのです。


この方法は、めちゃくちゃ簡単で、どんな状況でもできます。


忘れ物を防止するためには、「メモる」って事がオーソドックスな方法としてありますよね。


僕自身、かなりのメモ魔なので、「メモる」ってのも頻繁に使います。


ただ、今から話したいのは、もっと簡単な方法です。


何だと思いますか?


実は、それが最初に話した「メンタルリハーサル」という方法なんです。


メンタルリハーサルっていうのは、簡単に言うと、「頭の中で、ある状況を鮮明にイメージする」というものです。


これを使うと、物忘れを防ぐ事ができるのです。


正確に言うと、物事を忘れなくなるのではなく「もう一回思い出す事ができる」のです。


どういう事か、さっきの例を使って説明します。


例えば、「○○さんに会ったら、この話をしよう」と思うとするじゃないですか。


でも、ひょっとしたら、忘れてしまうかもしれません。


そんな時に、頭の中で「○○さんと出会って、その事について話している場面」というのを鮮明にイメージするのです。


つまり、すでに頭の中だけで話してしまうわけですね。


そうすると、何が起こるのかというと、○○さんに実際に会った時にそのイメージを思い出すんです。


そしたら、「おっ、そうだそうだ、話したいことがあるんだった」と忘れずに話す事ができるのです。


僕は、「発想の地雷を埋め込んでおく」というふうに表現しているんですが、そうやって、予め未来のイメージを頭ん中に埋め込んでおくと、同じような状況になった時にその事について思い出す事ができるのです。


僕は結構コレを日常で使っていて、例えば、トイレに行ったときに「あ、トイレットペーパーがもう無いな~」と思ったら、頭の中で「スーパーに行って、レジに並ぶ前にトイレットペーパーを手にするところ」をイメージするんです。


そうすると、同じようにスーパーのレジに並ぼうとした時に、その事が思い出されて忘れずにトイレットペーパーを買う事ができるのです。


まぁ、今のは「メモに書いとけばいいじゃん(笑)」って話なんですが、それすらも忘れていいように、一応頭ん中に描くようにしているわけです。


ただ、実は、他事に気を取られ過ぎてると、この地雷が上手く爆発してくれない(思い出さない)時もたまにあるんですが、それでもやらないよりかはマシです。


僕は、この「技術」を日常生活で多用しています。


これが、受験(試験本番)にどう関係があるのか、というと、「事前に起こりうるハプニングを想定して、その対処法をイメージしておく」という使い方ができるのです。


試験については赤本演習とかである程度対策を練ってると思いますが、演習だけではどうしてもカバーしきれない事もあると思います。


それらの事については、「想像(イメージ)」の中で対策をしておくわけです。


例えば、「隣の人がうるさかったら、どうするか」とか「試験中、急にお腹が痛くなったらどう対処しようか」みたいなことを事前に考えておくのです。


思い付くことは全部、「こういう時は、こうしよう」と頭の中でイメージしておくと良いです。


そうすれば、試験本番に何かしらの「アクシデント」が起こっても、サッと対応できるようになります。


何事においても、「事前の準備」が肝心です。


サッカーの本田圭佑選手も、「勝負を決めるのは準備。その中でも、気持ちの準備以上のものは無いと思う」といったような発言をしています。


何が起こっても大丈夫なように、事前にあらゆる事を頭の中でシミュレーションしておきましょう。


そうすれば、どんな事が起こっても冷静に対処できるし、安心して試験本番に臨めると思います。


ぜひ、「メンタルリハーサル」を実践してみて下さいね(日常生活でも、使ってみて下さい)。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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