【第2講】 心を見透かす技術で、「集中状態」に入る方法 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。


※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




今日も、「本番前の心構え」シリーズ「短期集中講義」をしていきたいと思います。


前回は、「緊張はするもんだよね」という緊張感を受け入れるマインドセットの話をしましたね。


人は、緊張に対してどうしても「緊張しないように、緊張しないように・・・」と抵抗してしまいたくなるものですが、それは逆効果です。


昨日話したように、心理学で「努力逆転現象」というのがあって、「○○しないようにしよう」と思えば思うほど、その状態になってしまう、という心理的な働きがあります。


これは、経験的には、誰もが何となく分かってる事だと思います。


電車とかで急にお腹が痛くなって、「うぉお、今は痛くなるな、痛くなるな・・・」と思うほど、腹痛が追い打ちをかけてきますよね?(笑)


ちなみに、こういう時、神様に謝りたくなってしまうのは僕だけでしょうか?


なぜか、「うぅ、ごめんなさい、ごめんなさいぃ。。。」と心の中で言ってしまいます(笑)


まぁ、そんな事はいいとして、「○○になるな、○○になるな・・・」と思えば思うほど、そうなってしまう法則があるわけですね。


なので、「緊張感」には変に抵抗しないことです。


「緊張するな、緊張するな・・・」と思えば思うほど、余計緊張してしまいます。


無理に感情をコントロールしようとするのではなく、その感情を受け入れ、ただ通過して下さい。


それが、僕がオススメする「緊張感」(というか、全ての感情)とのベストな付き合い方です。


これは、前回話した事ですね。


今日は、「緊張感」は受け入れる、という大前提を理解してもらった上で、「緊張感のある中で集中する方法」というのを話していきたいと思います。


緊張には抵抗しない事が大前提ですが、それでもなるべく緊張感を減らすような働きかけをしたいですよね?


今回は、「人の心理を読む技術」というのをちょっと紹介した上で、それを応用した、緊張感のある中でも「集中状態」に入るテクニック、というのを紹介したいと思います。


メンタリストのDaiGoさんって、一時期流行ったじゃないですか?


その時に、「人の心を読む技術」というのを披露してましたよね?


ぶっちゃけ、僕はDaiGoさんの書籍を読んだことがないし、あまりそういう知識については詳しくないんですが、心理学系統の学部だったこともあり多少は知ってます。


実は、人の「目」を見て相手の考えてることが分かってしまう技術というのがあります。


と、言うと、「やらしい事を考えてる俺って、ヤバいじゃないか!」と思ってしまう男性諸君は、僕を除いて全員だと思うのですが、安心して下さいw


そこまで具体的には読めません(笑)


では、何が分かるのかというと、「過去・現在・未来」のどの時間のことを考えてるのかが分かるのです。


これは、専門的には、「アイ・アクセシング・キュー」という技術なのですが、人の目線を見ることによって、その人がどの時間のことを考えているのかを読むことができます。


「過去・現在・未来」というのを考える時、頭にどういう時間軸(流れ)を描きますか?


おそらく、ほぼ全員が、「過去 → 現在 → 未来」というふうな流れをイメージすると思います。


つまり、左が「過去」で、そこから右に時間が流れて行って、真ん中が「現在」、右が「未来」というふうな配置になっていると思います。


ここまで話せば、もうお分かりですよね?


そうです、人間は、過去のことを考えてる時は視線が「左」に行き、未来のことを考えてる時は視線が「右」に行くのです。


この「性質」を理解してると、相手のウソを見抜くことができます。


例えば、彼氏が「浮気してるんじゃないか?」と心配になった時は、「昨日の夜、何してた?」と質問をすればいいわけです。


その時に、相手が視線を左に動かしながら何かを考え答えてたら、相手は限りなく「シロ」です(過去のことを考えてるからです)。


しかし、右に視線が動いて話し始めたら、何か話をでっちあげようとしている可能性があります(想像で話をしているからです)。


もちろん、これは個人差があって完璧なものでは無いんですが、そうやって人間観察をすると、ある程度相手の心理を読むことができるのです。


面白いですよね?(笑)


おそらく、メンタリストのDaiGoさんも、この技術を多少なりとも使ってると思います。


ところで、この技術と試験本番の緊張への対策と、何の関係があるかと思われるかもしれないんですが(やっと、本題に戻ってきたw)、今の技術を応用して集中状態に入る方法があるのです。


それは何かと言うと、「目の前の一点を見つめる」という事です。


さっき、過去は左、現在は真ん中、未来は右、という話をしましたよね?


という事は、つまり、現在に集中している時は、人間は目の前の一点を見つめている、という事です。


これを利用するんです。


「人間の肉体と精神は繋がっている」というのはどっかで聞いた事があると思いますが、身体の使い方によって人間の心理状態は変わってきます。


例えば、スキップしながらネガティブな事を考えるのは、難しいと思います。


身体の状態は、心理状態(思考)に大きな影響を与えるのです。


という事は、つまり、集中している状態の時の身体(目)の使い方をすれば、集中状態に入りやすくなる、という事です。


それが、「目の前の一点を見つめる」というテクニックなのです。


これを使ってみて下さい。


例えば、手の甲とかに、ホクロみたいに黒ペンで丸を書いておいて、それを見つめるのもいいかもしれません。


そうやって、一点を見つめやすい工夫をしてずーっと見ていると、集中状態に入っていきやすいのです。


集中している時というのは、緊張感を感じない状態ですから、リラックスして問題を解いていくことができます。


もちろん、そういった技術を使っても緊張してしまうことはあるので、万能では無いんですが、一つの技術として知っておくと便利です。


試験本番で緊張しそうになってしまったときは、「目の前の一点を見つめる」ということをしてみて下さい。


多少なりとも、緊張感が軽減されていくと思います。


できるだけリラックスした状態で問題を解いていけば、練習通り(あるいは、それ以上)の結果を叩き出す事ができます。


集中状態に入りやすくするためのちょっとしたテクニックではありますが、知っておいて損はないと思います。


ぜひ、試してみて下さいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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