【第1講】 「緊張感」とのベストな付き合い方 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




新年明けましておめでとうございます(o ̄∇ ̄o)♪



と、ありきたりな挨拶をしたところで、受験生にとっては新年とか関係ないと思うので、僕も普段通りブログを書いていきたいと思います。


今日から、ちょっと【新年特別企画】として、試験本番を控えた受験生向けに、「本番前の心構え」シリーズという「短期集中講義」をしていこうと思います。


一応、全部で5つの講義を予定しています。


今日は、その第1発目の講義として、『「緊張感」とのベストな付き合い方』というテーマで話していきたいと思います。


それでは、さっそく本題に入っていきましょう。


いきなりですが、あなたは緊張しやすいタイプですか?


それとも、全然しない緊張しないタイプですか?


もし、後者なら、この記事は読む必要がないのでスルーして下さい(笑)


まぁでも、人間なら誰しも、試験本番とか重要な場面で多少なりとも緊張しますよね?


僕自身、昔からすごく緊張しやすいタイプで、本番とかでは練習よりも圧倒的にパフォーマンスが落ちてしまうタイプでした(苦笑)


今でもすごくよく覚えてるんですが、小学校の時に、音楽のリコーダーのテストで手が震えて全然上手くできなかった思い出があります。


その時、音楽の先生(結構、キレイな人だった)から、手をギュッと握られて、「緊張しなくていいんだよ♪」と言われました。


僕は、その言葉を聞いて、恋に落ちました。余計、緊張しました。


「緊張しちゃダメだ、緊張しちゃダメだ、・・・」って思えば思うほど、緊張感が強くなってしまったのです。


たかがリコーダーのテストごときで緊張してしまうのだから、なかなかの「緊張しい」だと思います。


他にも、部活(サッカー部)の試合とかでやけに緊張してしまって、本番で思うようなプレーができない事が多くありました。


高校の球技大会(フットサルに出場)では、1日目が終わって勝ち進んだのに、「緊張感」から次の日に体調を崩してしまい、出場できずメンバーに迷惑をかけてしまった事もあります。


中学の定期テストとかでも、すごく緊張していた覚えがあります。


こういった事からも分かるように、僕は誰よりも緊張しやすいタイプの人間です。


ただ、この「緊張」に対して、少しずつ、僕の中で対処法(受け入れ方)が分かるようになってきました。


特に、『合格体験記』で語ったように、受験の時にはそこまで強い「緊張感」を感じる事なく、試験本番では練習以上の圧倒的な結果を叩き出すことができました。


その成功要因の一つには、「もうこれでダメだったら、しょうがない」という気持ちがあったことが挙げられます(これは、合格体験記内でも話しましたよね)。


つまり、「もうやる事はやった」というある種の自信みたいなものがあったのです。


しっかりとした「準備」ができていれば、本番での緊張というのも和らぎます。


後は練習通りやればいいだけですし、「仮に上手くいかなかったとしても、悔いはない」という気持ちがあるので、冷静でいられるのです。


「事前の準備を徹底的にやる」というのが、緊張対策の基本的な事として、まず重要なことですね。


ただ、今日話したい重要なマインドセットはもう1つあって、それは「緊張感を拒絶しない」という事です。


逆に言うと、「緊張はするもんだよね」と受け入れることです。


実はこれ、すごく大事なポイントです(なので、一発目の講義で話す事にしました)。


緊張感に襲われた時(または、襲われる前)、人は、「緊張しないようにしよう、緊張しないようにしよう・・・」と考えてしまいがちです。


さっき話した、僕の小学生時代のリコーダーのテストの時も、僕は心の中で「緊張しちゃダメ、緊張しちゃダメ・・・」と思っていました。


しかし、それによって、余計に緊張してしまったのです。


緊張感に抵抗しようとすると、人は余計に緊張してしまうものです。


心理学でも、「努力逆転現象」というのがあって、「○○しないようにしよう」とすると、余計その状態になってしまう、という法則があります。


なので、「もう緊張してもいいやっ」というふうに開き直ることが重要なのです。


というか、緊張は嫌でもしてしまうものです。


緊張してしまうのは、その状況に自分が「慣れていないから」です。


ただし、受験などの「試験本番」というのは、人生で1回きり(浪人しても、数回)の経験なので、緊張して「当たり前」なのです。


その事を理解して、「緊張して当然だろ」というふうに、緊張感を受け入れる姿勢を持つことが大切です。


実は、僕は浪人生の時にこの事に気付きました。


「緊張ってするもんだよなぁ。だから、変にあがくことはやめよう。緊張を受け入れて、その時に最大限やれる事をやればいいや」というふうに思うようになったのです。


それから、模試や試験での緊張感がだいぶ和らぐようになりました。


だからこそ、第1志望の人間科学部では、多少の緊張はしましたが、それに飲み込まれる事なく練習通り(それ以上)の結果を出すことができたのです。


緊張感に対しては、変に抵抗しないことです。


「緊張する」というのは、自分が成長する舞台に立っている、という事でもあります。


そういった事を理解して、「緊張はするもんだよね」と緊張感を受け入れるマインドセットを持つようにして下さい。


そして、緊張している中で「自分が今やれること」を淡々とこなしていくのです。


仮に、緊張に飲まれてしまっても、「これが今の実力なんだ」と認めることです。


「感情をコントロールしよう」と言われたりしますが、それは無理に抑圧しようとして、逆効果になる事も多いです。


感情は、ただ、通過すればいいのです。


ぜひ、緊張感を受け入れつつ、試験本番を迎えるようにして下さい。


その「緊張感ある舞台」が、また一歩あなたを成長させてくれる事になると思います( ̄ー ̄)b



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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