※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
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今日の記事は、一年の最後という事で、割と長めに書いています(重要な事をギュッと凝縮しました)。
一年の終わりに、取りこぼしの無いように集中して読んでみて下さい(^_-)-☆
さてさて、「合格体験記」が、(予定通り)全28話で無事完結しました。
いかがだったでしょうか??
僕は、このシリーズ内でも話しましたが、現役生の時に色んな人の『合格体験記』を読んでいました。
ブログだったり本だったり、時には、塾の広告で。
この「合格体験記」というのは、ストーリーになっているので読んでいて面白いし、合格するための「エッセンス」がギュギュッと詰め込まれています。
世の中で成功する人(受験で言えば、合格する人)の「考え方」や「やり方」には、必ず「共通点」というものがあります。
それを楽しみながら学べるのが、『合格体験記』なのです。
「ストーリー」というのも、実はすごく大きなポイントで、成功するためには「自分はどういったストーリーを描けばいいのか」というのを考えて、適切に環境(「登場人物」や「必須アイテム」)を配置していく事がとても大切なことです。
例えば、志望校に逆転合格する、というストーリーを描きたければ、それを実現するのに相応しい「効率的な勉強法」や「指導者(参考書)」との出会いが必要になります。
僕の合格体験記においても、「勉強法」との出会いや「運命の参考書」との出会い、早稲田を目指している「クラスメート」との出会い、などがありましたよね?
こういった出会いによって、僕の『逆転合格物語』は、必然性を持って最高のハッピーエンド(結末)に導かれていく事になるのです。
「合格体験記」を読む事によって、そういった「自分が描くべきストーリー」「人生に配置すべきもの」というのが見えてきます。
そしたら、後は意図的にそういった理想のストーリーを描くべく「行動」していけばいいわけです。
「自分が目標にすべき人と出会って、ノウハウ本や参考書と出会って・・・」みたいに、自分が望む「結末」に向けてその流れを作っていく、という事ですね。
他人の「成功物語」を知るという事は、自分が同じような道を辿るための大きなヒントになるのです。
今回、僕が話した僕自身の『逆転合格ストーリー』も、あなたにとって何かしらヒントになるような事が、所々に散りばめられていたと思います。
このブログを読んでくれているあなたが、それらを一つでも多く拾い上げてくれたら、僕としてもすごく嬉しいです。
今日は、そういった「エッセンス」の取りこぼしをしている方がいるかもしれないので、【番外編】として、合格体験記内に出てきた「ノウハウ(やり方)」や「マインドセット(考え方)」をおさらいしていきたいと思います。
全てを拾い上げる事はできないので、僕が特に重要だと思うものをピックアップしていきます。
それでは、いきます。
まず、基本中の基本ですが、「方法論」を学ぶことが大事だ、という事についてですね。
第3話で「〇ネッセ」の通信教材を取るも挫折した話をしましたが、それはモチベーションの「維持の仕方」や「勉強のやり方」(つまり、方法論)が分かってなかったからです。
「どうやってやればいいのか」という事が明確でなければ、やる気も起きないし、勉強が続けられず結果も出ません。
これは、「美味しい料理を作るためには、美味しい料理の作り方を学ぶのが当たり前だ」という例を出して、説明しましたね(良い成績を出すためには、良い成績を出すための「方法」を学ぶのが当たり前だ、という事)。
第7話で出てきた「現役の夏休み」の勉強において、参考書を読むだけの勉強で満足していた(「勉強した気」になっていた)のも、方法論を知らなかったからです。
「正しい勉強法」を知らなければ、「努力したのに、結果は出ない」という悲劇が起こってしまいます。
メッセージボードにも書いてある通り、正しいやり方で努力しなければ「努力は裏切る」のです。
逆に、「やり方」さえ知ってしまえば、後はそれを体得して努力を積み上げるのみです。
第12話で現役の秋頃に「勉強法」と出会って実力を伸ばしていった話をしましたが、ここでようやく僕の努力は報われるようになっていったわけです。
「勉強量」を増やす事も大事ですが、方法論を学び「勉強の質」を上げる事の重要性も、ぜひ、理解しておいて下さい。
次に、第5話で出てきた「意識の違いが、拾える情報を変える」という事についてですね。
僕は、高2の頃に「勉強法」の本と出会っていたのですが、意識が低かったため自分の中でピンと来ませんでした。
しかし、高3の秋頃から本気になって「早稲田に合格する方法」を必死で模索し始めた時に、「勉強法」との再会を果たし、その価値にようやく気付きました。
「信じる者は、救われる」とはよく言ったもので、「なんとかできる」という前提で動けば、「何とかできるようにするための情報」が自分の意識の中に飛び込んでくるようになるのです。
こういった事を理解して、安易に諦めず、日頃から「意識」を高く持つように心がけておいて下さい。
そして、第12話で出てきたように、意識を高く持ったら、惜しみない「投資意識」と「行動力」を発揮することです。
僕は、当時のお小遣いのほとんどを「参考書」や「ノウハウ本」を買う事に使っていたし、ほぼ毎日、本屋さんに通って書店にある本や参考書を読み漁っていました。
こうした「お金」や「労力」という自分が持っている資源(エネルギー)を望む未来に対して全力で注いでいく事によって、欲しい「結果」を手にする事(その確率を高める事)ができます。
こういった事を理解して、目の前の目標に全力投球していって下さい。
そうすると、第22話の冒頭で話したように、「本気でやると、好きになってくる」という法則にも気付けると思います。
人間というのは、自分が「時間」や「労力」をかけた(エネルギーを注いだ)ものに対して、「愛着」を感じる生き物です。
それは勉強でも一緒で、真剣に取り組めば必ず結果は出るし、勉強するのが好きになっていきます。
僕も今では勉強の「虜」になっていて、毎日欠かさず、何かしらの「知識」をインプットするようになりました。
そして、「好きこそ、ものの上手なれ」という言葉があるように、好きになれば得意になって、得意になれば好きになります。
この「好き→得意→好き→・・・」という好循環を作れれば、もうこっちのものです。
その流れを作るためにも、まずは自分のエネルギーを全力で注いで、「好きになる」ための第一歩を踏み出して下さい。
そして、最後に(これは、僕が一番伝えたいメッセージでもあるんですが)、「自分の頭で考えられるようになろう」という事です。
第18話で話したように、僕は「○ツ谷学院」に入塾するも、「独学のが早そうだな」と考えて、途中から独学に切り替えました。
それは、「自分の頭で考えて出した結論」です。
「塾の授業って、理解の勉強だよな。それに時間を使い過ぎて、暗記や演習が満足にできてない気がする。だったら、塾の授業を参考書で代用して、浮いた時間を暗記や演習に回すといいんじゃないか?」という事を考えたのです。
こうやって、自分の頭で考えて「最適解」を導くことが、人間にとって重要な営みであり、大きな喜びになります。
「自分の頭で考えるって面倒くさい」って思うかもしれないですが、人間は本来、「考える葦」であって、「自分の頭で考える」というクリエイティブな作業に喜びを感じる生き物です。
それが、「面倒だ」って感じてしまうのは、日本の教育によって、「答えが先に与えられていて、それを覚えればいい」という機械的な作業に慣らされてしまっているからです。
しかし、本来、この世界に予め設定された「答え」なんて存在していないし、そういうのは、「知識」と「経験」を蓄えながら自分の頭で捻り出していくものです。
誰かの答えは参考でしかないし、大事なのは、色んなものを取り入れた上で「自分はこう思う」という自分なりの結論です。
自分なりに出した答えを信じてやれば、結果がどうなろうと悔いは残らないです。
ぜひ、自分の頭で考え、それを信じて行動するようにしてみて下さい(もちろん、僕が言ってる事も、あくまで参考程度に聞いて下さいね)。
さてさて、色々と話してきましたが、これで、重要なことをザッとおさらいできたかと思います。
他にも、
・塾のメリット(環境の大切さ)(第6話)
・「危機感」を持つことの重要性(第8話)
・自分の「強み」と「弱み」を理解して戦略を立てる(第9話)
・苦手教科を「一点突破」で攻略する(第15話)
・模試の結果よりも、「赤本で合格最低点を越える事」(第20話)
・「拾える情報を繋いで、解答を導く」というマインドセット(第24話)
・「高い目標」を掲げること(第25話)
・「取るべき問題・時間配分・解く順番」を事前に考えておくこと(第27話)
などなど、重要なこと(合格のエッセンス)は、「合格体験記」の中にたくさん散りばめられています。
また時間がある時に読み返してみると、(受験に関する事だけでなく)、新しい発見があると思います。
ぜひ、そのエッセンスを絞り取って、自分の成長の糧としていって下さい。
少し長くなりましたが、今年の記事はこれが最後です。
それではみなさん、良いお年を(*´ω`*)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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