【第28話(最終回)】 運命の「合格発表」 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。



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今日も、『合格体験記』の続きを書いていきたいと思います。


前回は、一瞬頭が真っ白になるハプニングがありながらも、全ての問題を解き切り、合計として7割3分ほどの得点率を叩き出した「早稲田大学人間科学部」との対決の時の話をしましたね。


僕が受けた人間科学部は、全ての教科において「90分」という持ち時間が設定されていて、時間的には余裕がありました。


なので、緊張から多少の時間ロスが出たとしても、盛り返せるような試験だったんですね。


そういったことを事前に理解していたため、本番中に一瞬頭が回らなくなっても、冷静さを取り戻すことができました。


やはり、事前の「準備」が本番に物を言いますね。


「取るべき問題・時間配分・解く順番」をしっかり考えて赤本演習をしておく事は、基本中の基本なので、ぜひ、意識しておいて下さい。


前年度(現役時代)の試験では、人間科学部の問題に対して「6割」ほどしか取れなかったので、「7割3分」取れるようになっていたのは、明らかに成長した証拠でした。


これは、結果がどうとか言う前に、すごく嬉しかったです。


この「1年前の自分」と比べて、今がどうなのか、という視点は、受験のみならず使えますよ。


一般的には、「昨日の自分よりも成長しよう」みたいな事が言われたりしますが(もちろん、それは大事ですが)、ぶっちゃけ、昨日と今日の違いってそこまでよく分かりません。


なので、「1年前の自分と比べて、今がどうか?」という問いかけをするのがオススメです。


1年前の自分を振り返ってみて、「あの時の自分、バカだったなぁ」とか「今の自分なら、こういう選択肢を取るな」とかが見えるようになっていれば、自分が進化した証拠です。


そうやって、1年前の自分と比べたら、遥かに別次元にいる感覚を持てるように、日々「進化・向上」していきましょう。


僕自身、「今思えば、あの時の考えはちょっと違ったな」って思うような事がたくさんあります。


小学校の時と比べれば、もはや別人になっています(笑)


「見える景色が変わる」というのが、人間にとっての「本質的な喜び」になります。


そういった「生きる喜び」を感じるためにも、「知識」や「経験」を蓄えて自分を成長させる生き方ができると良いと思います。


さてさて、今日はいよいよ、『逆転合格物語』の最終回、運命の「合格発表」の時のお話です。


僕は、一体どんな「結果」を手にする事になるのでしょうか?


それでは、本編スタートです。



――



僕は、早稲田との死闘を終え、無事、愛知の自宅に戻ってきました。


この時は、もう早稲田以外の大学の「合格通知」は届いていて、後は早稲田の結果発表を待つのみ、という状況でしたね。


早稲田の試験は、「人間科学・商学・社学」の3つの学部が、「そこそこデキたかな?」って感じの手応え(人間科学と商学は7割越え、社学は7割弱)で、「良くて3学部合格かな?」って思ってました。


しかし、どれも合格最低ライン(おそらく、7割前後)ギリギリのところだったので、「ひょっとしたら、全ての学部に落ちるかも」という状況でもありました。


なので、「専修・明治・立教」の時とは違って、「合格発表」の日まですごく不安でした。


地味に、「合格発表」の日まで時間があるので、「マークミスとかしてないかなー?」とか、ちょっとした事が何回も気になってましたね(笑)


そんなソワソワした日々を送りつつ、いよいよ「合格発表」の日が訪れます。


早稲田の場合は、合格通知が届く前に自分で電話をかけて調べる方式でした。


「人間科学部」は、早稲田の中でも一番早い日に合格発表がありました。


この学部が一番期待を持てるデキであり、僕の第1志望であったため、めちゃくちゃ重要な日でした。


当日、僕はぐっすり眠っていて、起きた時には合格発表を聞ける時間帯の開始時刻を過ぎていました(試験日とは違って、この時の前日はしっかり寝れたんですねw)。


僕は、「おっ、もう聞けるぞ」と思って、携帯を手に取り、自分の受験番号が書いてある紙(受験票)を手元に持ってきました。


家族はみんな、リビングにいて昼食を取るところでした。


僕は自分の部屋へ行き、一人で「合格発表」を聞くことにしました。


番号を押して電話をかけます。



トゥルルル


トゥルルル


・・・


ガチャッ



(お、来るか?)



「学部コードを入力して下さい」



(おぉ、まずそれねw)



ポチポチポチ



「受験番号を入力して下さい」



(ハイハイ、了解しましたよ)



ポチポチポチ



「受験番号○○さんは、・・・」



(来い、来い、来い!!!)


ドクドクドク


バクバクバク


ボンボンボン(?)





「おめでとうございます。合格です♪」




ん?



|゚Д゚)))




(キ、キタァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアヽ(*´∀`)ノ( ´艸`)ムププ・゜・(ノД`)・゜・\(◎o◎)/!(゜∀。)(´<_` )ヽ(*´∀`)ノ)





(≧∇≦)/





(≧∇≦)/





(´<_` )





(≧∇≦)/




(≧∇≦)/





歓喜の瞬間でした。


僕は、めちゃくちゃ嬉しくなると同時に、なぜかボケーッとしてしまいました(笑)


「マジか・・・マジなのか!?」


ちょっと、現実かどうか一瞬分からなくなりました。


「ホッペをつねる」なんてベタな事はしませんでしたが、その後、「これは、現実だ!」と思い、じわじわと喜びが込み上げてきました。


リビングにいる家族たちにも結果を伝えに行きました。



ドアガチャッ


[壁]_・)チラッ


合格したよ~ヽ(*´∀`)ノ



家族みんなが、「おぉ、すごいじゃん!ヤッタじゃん!」という感じでした。


親は、すごく嬉しそうな表情をしていましたね。


みんなで盛り上がった後、僕は喜びを噛み締めつつ、寝起きの昼食を取る事にしました。


その時、姉に「どうやって勉強したの?」みたいな事を聞かれた気がします。


僕は、得意気に「あぁ、色んな参考書をこなしたから」みたいな事を言ったと思います。


この時から、僕はすでに「自分の勉強法を何しかしらの形で伝えたい」みたいな事を思っていました(携帯にも、受験勉強の合間に、自分なりの方法論をメモっていたと思います)。


そんな感じで、第1志望の「人間科学部」の合格が無事決まり、後は他の4学部の発表を聞くだけでした。


確か、連続で次の日くらいから聞いていったと思います。


ただ!


残念ながら、他の4学部は落ちてしまいました。


もちろん、第1志望は受かったので問題はなかったのですが、商学と社学は「ひょっとしたら、イケたかも?」って手応えがあったので、少し残念でしたね。


まぁ、人間科学部以外は、「一緒に受かれば良いかな」くらいの感じだったので、そこまでのダメージは無かったです(それでもやっぱり、受かりたかったですがw)。


総合的に見て、第1志望の「人間科学部」は受かることができたし、明治は「特待生」を貰えたし、立教にはリベンジを果たせたし、僕としては文句無いデキでした。


高校にも、高3の時の担任に、「早稲田に合格しました」という連絡を入れました。


「おぉ、良かったねー!!」と言ってもらった気がします(現役の頃は、「無理そう」みたいな顔をされましたが、もうそんな事はどうでもいいですw)。


同居しているおじいちゃんおばあちゃんも、とても嬉しそうでした(世代的に、「学歴」とかにこだわりがあるみたいでしたね)。


そんなこんなで、僕は無事、浪人期の受験を戦い抜き、ノドから手が出るほど欲しかった「早稲田合格」という結果を手に入れました。


僕は、この経験によって、自分の殻を打ち破る喜びを覚え、「勉強法」への興味を持ち、勉強の本質的な価値に気付きました。


そして、大学に入学してからも、自分が学びたいことを自由に学んで行く事になります。


あなたも、僕と同じように、勉強と真剣に向かい合い、自分の限界を打ち破っていって下さい。


そのために、手助けになる事をこれからも書き続けていきたいと思います。


長く続いた『合格体験記』も、今日で終わります。


全ての話を読んでくれた方、途中からでも楽しんで頂いた方には感謝します。


これまで付き合って頂き、どうもありがとうございましたm(_ _)m


ただし、僕の人生、あなたの人生はまだ夢の過程であり、これからも続いて行きます。


新たな章(これから続いていく「未来」)でお会いしましょう。




グッドラック(o ̄∇ ̄o)♪




最後まで読んで頂きありがとうございました。



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