【第23話】 浪人期の受験、重要な「開幕戦」 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。


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お楽しみに( ̄ー ̄)



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今日も『合格体験記』の続きを書いていきたいと思います。


前回は、秋以降の勉強をストイックにやり続けていた時の話をしましたね。


当時は、もうとにかくやれる事を精一杯やっていたので、「これでダメだったら、しょうがないな」って思っていました。


何回か話してるかもしれないですが、この感覚ってすごく重要だなぁ、と思います。


「もう、やれる事はやったっしょ」って思っていれば、未練が残ることもないです。


僕が現役生の頃とかは、それと正反対の感覚で「もうちょっとやらないと、不完全燃焼過ぎる」と思っていました。


だから、「浪人したい」と思っていたし、実際その通りになりました。


しかし、浪人してからは、「もう、思い付く限りの事はやった」という気持ちがあったので、結果がどうなろうと後悔はありませんでした。


ただ、ぶっちゃけ、浪人生の最後まで、早稲田の赤本に関しては「ほぼ完璧に合格点を叩き出せる」というところまではいきませんでした。


確率的には、30%くらいですかね。


というか、早慶レベルになると、逆転合格を狙う人にとっては、「ほぼ100%受かる」というところまでは、なかなか行けないと思います。


それぐらい難易度が高いです。


もちろん、小さい頃から勉強が大好きで、知識を吸収しまくっている人にとっては可能なのかもしれません。


そういう人は、受験範囲以外の知識量がハンパないし、マニアックな知識も自然と身に付いてしまってるからです。


受験勉強だけに特化した勉強では養えない、圧倒的な「自力(アドバンテージ)」があるのです。


そういう人たちは、教科書範囲以外のものもバンバン出たりする早慶レベルにも、柔軟に対応できます。


しかし、僕みたいに受験期だけ勉強に集中した者にとっては、そのレベルまではさすがに行けないです。


ただ、教科書レベルのものを確実に積み上げれば、滑り込むことはできます。


100%では無いにしても、数十%の確率にまでなら引き上げられるのです。


なので、早慶レベルに逆転合格したい人は、そういった考え方を持って、複数の学部を受けるのが戦略としてオススメです(僕も、早稲田は5学部受けて何とか滑り込みましたから)。


さてさて、そんな受験戦略を話したところで、今日は浪人期の受験の「開幕戦(初戦)」の時のお話です。


それでは、本編スタートです。



――



僕は、浪人生の秋以降の勉強をガリガリとストイックに続け、冬には「風邪を引いて数日寝込んでしまう」というアクシデントに見舞われながらも、焦らず順調に実力を伸ばしていきました。


そして、いよいよ、私立の試験本番の日がやってきます。


僕は、浪人期には、「浪人生」という事もあって、かなりたくさんの学部を受けました(協力してくれた親に感謝です)。


受けたのは、


・早稲田5学部

・明治5学部

・立教1学部

・専修1学部


で、合計12学部ですね。


僕は、「絶対早稲田に受かる!最悪でも明治」と思っていたので、それらを中心に受けました。


第一志望は、もちろん、早稲田大学人間科学部です。


心理学系統のものを中心に学べるし、僕の知り合いで早稲田に行った子がそこに行ってなかったのも良かったです(1年遅れて入って会うと、何か気まずいですしね笑)


立教は、建物が好きだったのと現役の頃のリベンジのために受けました。


後は、万が一のために、専修を1学部受ける形になりましたね(ぶっちゃけ、ほぼ行く気は無かったのですが)。


僕は、愛知県に住んでいるので、試験日の前日になったら母親と東京のホテルへ行き、試験を受けてすぐ愛知に戻ってくる、という生活をする事になりました。


今思えば、割とハードなスケジュールでしたが、もう最後の最後なので、関係なく全てのエネルギーを出し切る感じでしたね。


ただ、専修と明治の全学部日程の試験は、会場が名古屋だったので、移動することなく受ける事ができました。


そして、記念すべき(?)浪人期の最初の受験は、超滑り止めの「専修大学全学部日程」でした。


ウォーミングアップとしては、ふさわしい相手ですね(あ、もちろん、専修を馬鹿にしてるわけではなく、当時の僕にとっては余裕だったという事です)。


会場は確か、名古屋駅周辺にあるどっかの建物でした(某K塾の校舎だったかも?)。


僕は、レベル的には余裕でしたが、初戦という事もあり、若干緊張していたと思います。


ただ、意外と「ザ・受験!」って感じの雰囲気は無く、「何か模試みたいだなぁー」って思ったのを覚えています(それか、模試で本番の雰囲気を味わってたので、耐性ができてたのかもしれません)。


そんなこんなで、試験が始まってみれば、そこまで緊張する事なく問題を解いていく事ができました。


ただ、最初の英語だったかは、緊張しましたね。


しかし、無事最後まで解き終わり、「ふぅ、ほぼデキたな」って実感を持ってからは、緊張が解けていきました。


そして、国語と世界史も難なく解き終わり、浪人期の受験の「開幕戦」を無事終えることができました。


そういえば、国語がやけに難しかったのを覚えています。


「あれ?予想外に分からない事が多いぞ?」と思いました。


ただ、英語と世界史は、ほとんど出来たので、総合的に見て問題は無かったです。


自己採点をしてみると、確か「英語9割・国語6割・世界史9割」くらいの得点率だったと思います。


僕は、それによって、ひとまず安心する事ができました。


「よし、良いスタートダッシュが切れたぞ!」って感じで、気持ち的にも波に乗れましたね。


そして、いよいよ、僕にとっては「本当の勝負」とも言える「早稲田・明治・立教」との戦いに入っていく事になります。


続く。。。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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