【第16話】 色んな意味で、複雑な心境になった「卒業式」 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。


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今日も、『合格体験記』の続きを書いていきたいと思います。


前回は、流れるように過ぎて行き、流れるように全落ちした「私立受験」の話をしましたね(笑)


こう言ったら何ですが、当時はもう浪人する気満々でした(笑)


でも、それは、現役の受験から逃げるというよりは、「もうちょっと時間があれば、確実に成績を伸ばすことができる」という予感めいたものがあったからです。


現役の受験が終わる頃には、僕はもう「効率的な受験勉強」というのがどういうものなのかを理解できていました。


そして、今頭の中で描いてる通りに頑張ればイケる気がする、という気持ちに満ち溢れていたのです。


もちろん、「どうなるか分からない」という不安はありました。


しかし、このくらいの時期には、不安よりも「イケそうな気がする」という期待の方がデカくなっていたと思います。


それは、「勉強法」という強力な武器を手に入れていた事と、それによって実際に「世界史」を克服していたことが大きかったです。


この調子で「英語」も「国語」も頑張っていけば、必ず成績は伸びていくだろう、と感じていました。


そして、浪人が決定し、「よし、やってやるぞ!」という気持ちで燃えていたのです。


とは言え、実際に浪人生活に入る前には、色々と通過すべきことが残ってました。


その中でも、「進路報告」とか「卒業式」とその後のちょっとした出来事は、割と印象的で記憶に残っているので、今日はその話をしていきたいと思います。


それでは、本編スタートです。



――



僕は、「私立受験」を終え、無事(?)浪人する事になりました。


そして、その後に学校で集まることがあって、そこで「進路報告」みたいな事をしたのです。


割とそれがショックというか、何か自分だけ「置き去り」な感覚があって、胸が痛んだ記憶があるんですよね。


めちゃくちゃ仲が良いってわけじゃないけど知ってる子とかの情報って、何となく耳に入ってくるじゃないですか。


当時、自分と同じようにヤバめだった子とか、自分より実力が無いと思ってた子が割と良い大学に受かったりしてたりしたんですよね。


いわゆる、「MARCH」とか「関関同立」とかの有名私立校に滑り込んでいたのです。


それを聞いた時は、「あぁ、自分は、滑り込むことすらできなかったなぁ。。。」と、ちょっと劣等感を感じてしまいました。


浪人する気でいたとは言え、実力的に「MARCH」とかにも本気でやって届かなかったわけですからね。


何となく、そういった他の人たちの受験結果を聞いて、落ち込んだりしました。


そして、その後には、「卒業式」がありましたね。


この卒業式の時も、何とも微妙な心境になりました。


式の最中は、「あぁ、卒業するけど、行く場所も無く、浪人かぁ。。。」と、何となくセンチメンタルな気分に浸っていました。


そして、式が終わってからは、居づらい雰囲気だったので、ササッと帰ろうとしていました。


しかし、この後に嬉しいような気まずいような出来事があったのです。


実はその時、僕は同級生の子と後輩の子に学ランのボタンを欲しいと頼まれていました。


勉強法の事とか書いてて今では陰キャの僕も、当時はそれなりにモテていたわけですね、えぇ。


確か当時は、友達の女の子が来て「○○ちゃんが話したいみたいだから、待ってて!」みたいに言われた気がします。


ただ、この時は何か会うのがすごく気まずかったです。


自分は浪人生になって惨めな気分になっているのに、そこに自分の事を好きだと思ってくれてる子が来るわけですからね。


どんな顔していいのか分からず、ちょっと戸惑っていました。


そして、その女の子が来て、ボタンをあげた後に少しだけ話をしたと思います。


「浪人するんだって?」


もう、向こうはどっかから聞いて、知っていたみたいです。


「あぁ、うん。ちょっと、行きたい大学があってね。」


「そっか、頑張ってねぇ~。」


そんな感じのやり取りをしたと思います。


僕はどんな顔してたのか分からないですが、明らかに微妙な表情をしちゃってたと思います。


ただ、向こうは、特に気まずい感じではなく、「頑張って~」と言ってくれたので有難かったですね。


その後は、下駄箱かどっかで、後輩の女の子にボタンを渡しました。


そして、その場で告白されました(笑)


もちろん、嬉しかったのもありますが、「いやぁ、今そんな心境じゃないんですけども~\(◎o◎)/」という気持ちが強く、丁重にお断りさせて頂きました。


何か申し訳なかったですが、当時の僕はそれどころじゃなかったのです。


そんなこんなで、悲しいような嬉しいような、色々と複雑な気持ちになった卒業式でした。


そういえば、僕が早稲田を目指すきっかけとなったクラスメイトの子は、しっかりと早稲田大学に合格していました。


「さすが!」って感じでしたね。


まぁ、受かりそうな雰囲気出てたんで、「やっぱり受かったかー!」って感じで、単純に嬉しかったです。


ただ、その子でも、早稲田を4学部くらい受けて1学部しか受からなかったそうです。


まぁ、早慶ともなると、なかなか複数の学部を一気に受かるのは難しいですよね(早稲田とかは学部によって問題形式が全然違うし)。


それでも、その子が無事に早稲田に行けて良かったと思いました(「憧れのままでいてくれてありがとう」という意味で)。


「来年、自分も絶対に受かってやるぜ!」という気持ちになりましたね。


そんな感じで、受験が終わった後の学校登校が終わり、ようやく高校生活が終わりました。


これから、いよいよ夢の(?)「浪人生活」に入っていくことになります。


と、その前に、まだいくつか印象的なエピソードがあるので、次回はそれを話していきたいと思います。


続く。。。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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