【第11話】 神からの啓示、新たな「決意」 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。


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お楽しみに( ̄ー ̄)



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今日も、『合格体験記』の続きを書いていきたいと思います。


前回は、「無難な私立に行こう」と思ってる事を母親に打ち明けた話でしたね。


それによって、母は色々と心配になって眠れなくなったのでした。


この時期は、僕も相当辛かったです。


勉強の成績は悪いし、その事で自分はショックだし、母親にも悪影響を与えるしで、なかなかの苦しさでした。


今は割と冷静に振り返ってますが、当時は本当にヤバい精神状態でした。


そういえば、僕の高校の1コ上の先輩で、受験期に自殺してしまった人がいたんですよ。


それは、受験の事が原因だったのかは明らかではないですが、おそらく時期的に受験のことに悩んでいたんじゃないかなぁ、と思われます。


大人になれば、「たかが、受験で・・・」なんて思うのかもしれないですが、受験生にとってはやっぱりすごく重たい問題ですよね。


「これで将来が左右されるかもしれない」と思うわけですから。


受験生にとってみたら、「人生において、一回きりの超重要なイベントだ」って気持ちがありますよね。


それが上手く行かないとなれば、「最悪のこと」も考えてしまうのでしょう。


ただ、人間って1個の問題だけだったら、そこまでは行かない気もします。


おそらく、「自分にとっての問題」がいくつも山積みになった時、人間の精神は耐えられなくなってしまうのだと思います。


結構どうでもいい事なんですが、僕自身、受験期のとき歯が痛かったんですよ(笑)


ひどい虫歯が一本あって、何気にそれも一つの悩みのタネでした(今は、笑えますが)。


まぁ、僕は、自殺するまでは追い詰められなかったわけですが、それでも色々と苦しい状態でしたね。


それで、色々と悩んだ結果、僕は受験に関して、ある一つの「決意」をする事になります。


今日は、その時のお話です。


それでは、本編スタートです。



――



夏休み明けの模試のデキの悪さに完全に自信を失っていた僕は、「今の自分でも行けそうな私立」を探してそこを受けようと思い、その事を母親に話しました。


しかし、僕が、てっきりそこそこ良い「国公立」を受けると思っていた母は、それがショックで眠れなくなってしまいました。


僕は、一時しのぎで、「じゃあ、○○大学(愛知で名古屋大学の次に良いとされる国公立)を考えようかな」と言いました。


しかし、それは時間的にかなり厳しいことが分かってました。


僕はかなり悩みました。


「うーん、今から国公立は厳しいし、かと言って、逃げの私立は親が納得しないだろうし・・・」


そんな事をずーっと考え続けていたのです。


そして、ある時、ふとこんな事を閃くのです。



「早稲田を目指してみるか?」



実は、僕は当時、口では「○○大学(愛知の中堅私立)を受けようかな・・・」と母親には言っていたものの、心のどこかで「もっと良い大学に行きたい」と思っていました。


それは、自分の「プライド」もあったのですが、一番大きかったのは前に話したクラスの「早稲田志望」の子の影響でした。


僕は、その子と話しているうちに、彼に憧れを抱くようになっていたのです。


その子は、口だけで「早稲田を目指す」と言っていたわけはなく、ちゃんと実力が伴っていました。


世界史の知識量はハンパ無かった(マニアックな用語も知っていた)し、英語も「英検1級(?)」かなんかの実力を持っていました。


そんな彼と話しているうちに、「こんな知識量あるのカッコイイな~」と思うようになっていったのです。


そういった想いから、「自分も、この子くらいのレベルに到達したい」という気持ちを密かに持っていました。


そして、その気持ちと自分や母親の状況、全ての事が合わさって、「早稲田を目指してみるか?」という事を閃いたのです。


本当に、これは「降りてきた(神からの啓示)」って感じでした(言い過ぎかw)


そして、徐々に「この選択が一番良いんじゃないか?」と思い始めます。


しかし、当時は葛藤もありました。


やっぱり、怖かったのです。


「目指してみたところで、行けるか分からないし・・・」とか「今行けそうなとこ行っといた方が、ラクなんじゃ・・・」とか、それこそ、ラクをしたい自分や逃げたい自分からの声が聞こえてきました。


しかし、同時に、「挑戦してみたい」「何か、ひょっとしたら、行けるかも?」「ここで早稲田志望の子に出会ったのも運命かも」みたい事も思っていました。


そうやって、色々な葛藤を乗り越えた結果、僕は「早稲田」を目指すことを決意します。


しかし、早稲田を目指すとなったら、当時の成績からしたら、浪人も覚悟しなければいけません。


それは、親と相談する必要があります。


なので、その事について、母親と話してみる事にしました。


すると、今度は、また別の感じで、「え・・・」みたいな反応をされました(笑)


「本当に行けるの?」みたいな表情でした。


ただ、その後、半信半疑ながらも「早稲田を目指すのなら、仮に浪人になってもいい」という事を言ってもらえました。


父親には、母経由で色々と伝わってるみたいでした(当時、僕は父親とあまり仲が良くなく、ほとんど会話をしていませんでしたw)


そんなこんなで、母親も、息子が「本気で早稲田を目指す!」と言ったのを見て、安心している感じでした。


ただし、僕は、まだまだ不安な状態でした。


「デカい目標」を掲げてはみたものの、そこへ辿り着くためのルートというか、手段が全く見えていなかったからです。


そして、ここから、僕は早稲田に受かるための「方法」を必死で模索していく事になります。


続く。。。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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