【第10話】 胸が割れるような「痛み」 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。


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お楽しみに( ̄ー ̄)



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今日も、『合格体験記』の続きを書いていきたいと思います。


前回は、クラスの「早稲田志望」の子に出会った話をしましたね。


その子に色々話を聞いているうちに、「私立専願」という戦略を知り、それに魅力を感じ始めます。


しかし、その時は、かなり「逃げ腰」な考え方でした。


「全教科の成績が壊滅的な状況だから、3教科にしたら何とかなるかも」という発想だったのです。


そして、「そんなに努力せずに行けるような私立を受けよう」と思ってました。


「早稲田を受けよう」なんて、これっぽっちも思ってませんでした。


「プライド」はありましたが、当時は、模試の成績が悪かったこともあり、かなり弱気になっていたのです。


しかし、私立に行くとなると、国公立とは違って「お金」が余計にかかります。


それは、親に相談しなければいけないので、僕はその時初めて、親と受験についての話をすることになりました。


それまでは、親も気を遣っていたのか、「受験」に関して特に向こうからは触れてきませんでした。


だから、僕がどういった状況なのか、どこを目指すつもりなのか、全く知らなかったのです。


しかし、心の中では気になっていたと思うし、僕の中学校時代の成績から、「そこそこ良い大学に行くのだろう」と勝手に思っていたと思います。


そんな中で、僕は「○○大学(愛知の中堅私立)を志望校にしようかな・・・」と切り出すわけです。


果たして、どんな反応が返ってきたのか。


それでは、本編スタートです。



――



僕は、早稲田志望の子との出会いにより、「私立専願」という戦略を取ろうと思い始めます。


その時は、模試の成績から、完全に自信を失っていたので、ちょっと頑張れば行けそうな「無難な私立」を受けようと考えていました。


そして、その事を母親に話すことにしたのです。


今でも覚えてるんですが、確か学校帰りの車の中でその話をしたと思います。


「受験の事なんだけど、国公立じゃなくて、○○大学(愛知の中堅私立)を受けようと思ってる・・・」


恐る恐る言ってみました。


すると、母親はやはり、「え・・・」という感じの微妙な反応をしました。


思っていた事と違って、ビックリしたのだと思います。


ぶっちゃけ、その後の会話はあんま覚えてないんですけど、「しっかり勉強やってるかと思ったら・・・、もっとうるさく言っておけば良かった・・・」みたいな事を言われた気がします。


一瞬で雰囲気が悪くなったのを今でも覚えています。


いやぁ、この時はかなり辛かったですね。


もちろん、僕が真面目に勉強をやっていなかったから自業自得です。


しかし、その時は前の模試の成績が悪くてかなり落ち込んでいたし、自信も失っていたので、母親の言葉に追い打ちをかけられた感じでかなりキツかったです。


そして、家に着いてからも、たぶん色々話したと思います(記憶が全然無いのですが苦笑)


さらにその翌日、僕はまた、母親の言葉に追い打ちをかけられることになります。


朝起きると、母親が「受験のことが心配で、全然眠れなかった・・・」と言ってきたのです。


うちの親は真面目なので、息子が受験を諦めてしまったこと(本来ならば滑り止めにするような私立を本命にしたこと)に相当ショックを受けたのだと思います。


この時は正直、受験期で一番と言っていいくらい辛い状況(精神状態)でした。


自分は成績が落ちて自信を無くしているし、さらに、親はその事を聞いてショックで寝られなくらるし、「自分は、一体どうしたらいいんだ・・・」と、かなりの絶望感を味わっていました。


確か、うろ覚えなんですが、その時は「じゃあ、○○大学(愛知で名古屋大学の次に良いとされる国公立)を考えてみる」と、その場しのぎの事を言ったと思います。


そして、一時期は、本当にそこを目指そうかと考えました。


しかし、明らかに時期的に厳しいのは分かってました。


「どうしようか・・・」と悩んでいる時、僕はある事を閃くのです。


「これなら、自分にとっても親にとっても、一番良い選択な気がする」


僕は、自分の気持ちや状況、親の期待などを考慮して、ベストだと思われる「折衷案」を思い付いたのです。


続く。。。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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