「勉強法」の基礎をはじめから丁寧に【第6講】 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。


前回の記事では、「やる気・モチベーションの技術」カテゴリーから、『2種類のモチベーション』という話をしました。


もう一度復習しておくと、


①外部刺激によって生み出されるやる気

②習慣化によって生み出されるやる気


という2つでしたね。


やる気に関しては、こういった捉え方をして、両方を意図的に創り出していくのがコツです。


習慣化によって日々の勉強を淡々とこなし、時々外部から燃料投下する、というのが理想形です。


こういった状態を目指すようにして下さい。


さて、今日は、「集中の技術」カテゴリーから重要な話をしていきます。


いよいよ「短期集中講義」も大詰めです。


重要なポイントを7回の講義に凝縮して話しているので、7記事の内容だけでも相当な価値があります。


ぜひ、しっかり身に付けるようにして下さい。


今回のテーマは、『勉強にのめり込むための3つの基本テクニック』です。


それでは、サクサク本題に入っていきましょう。



最初に、集中するための3つのテクニックを挙げます。


その3つとは、


①コマを作る

②とりあえず、始める

③定期的に場所を変える


です。


順番に、話していきましょう。


まず、①コマを作る、という事ですが、これは「スケジューリングの技術」カテゴリーの話の時にもチラッと登場しましたね。


「コマ」というのは、「時間枠」のことです。


基本的に、勉強する時というのは、「何をやるか(量)」というのを決めて、それを「時間」で縛って勉強していきます。


この時に使うのが「コマ」です。


コマは、「勉強時間+休憩時間」で1セットです。


僕は、基本的に「40分+20分」という時間設定をしています。


こういったコマを活用するのが、集中するためのコツです。


人間の集中力は、そう長くは持続しません。


「せいぜい、持って90分。」と言われたりします。


なので、「勉強する時間」と「休憩する時間」というのをバランスよく取っていく必要があるのです。


勉強するときはしっかり勉強して、休むときは思いっきり休む。


これが、勉強の基本です。


このやり方をすれば、「集中力」をしっかり発揮していく事ができます。


集中するためには、メリハリをつけた勉強のやり方が重要だ、という事ですね。


こういった事を理解して、しっかり「コマ」を作って勉強するようにして下さい。


次に、②とりあえず、始める、という事についてです。


集中状態に入っていくためには、この「とりあえず、始める」というテクニックが非常に有効です。


人間は基本的に、やり始めるまでが一番エネルギーを使います。


「あぁ、やるの面倒くさいなぁ。」とか「これだけたくさんやる事あるな~。」と考えてしまって、そこに壁を感じてしまうのです。


しかし、いったんやり始めてしまえば、その後は意外とラクに続けられてしまいます。


何でもいいですが、「面倒だなぁ。」と思っていたものの、やり始めたら気分が乗ってきて、一気にやり終えてしまった、という経験はないですか?


人間の脳には「作業興奮」というのがあって、いったん行動し始めると、どんどんやる気が湧いてきて、一気に集中状態に入っていくことができるのです。


この「性質」を理解しておく必要があります。


波に乗るためには、「とりあえず、始める」というやり方が有効です。


とりあえず始めるためには、「ハードルを下げる」という事をしてみて下さい。


「参考書1ページでいいから、読もう。」みたいに、低いハードルを設定するのです。


そして、まずは手を動かしてみることです。


そうしたら、思ってた以上にラクに集中状態に入っていけると思います。


このテクニックは、非常に有効なので、ぜひ、使ってみて下さいね。


次に、③定期的に場所を変える、という事についてです。


人間というのは、同じことをしていると飽きてしまう生き物です。


「刺激」に慣れやすいのです。


そこで、定期的に場所を変えて、「新しい刺激」を取り入れるようにしてみて下さい。


すると、「集中力」が回復するのが感じられると思います。


同じ場所でずーっと勉強してるより、定期的に場所を変えて気分をリフレッシュした方が、勉強がはかどるのです。


僕の場合は、午前から午後にかけて、塾の「自習室」で勉強して、夜は「自宅」でやる、というふうにしていました。


それと、たまに駅にある本屋さんのベンチに腰掛けて参考書を読んだりしてました。


場所が変わるだけで、だいぶ気分が変わって集中しやすくなるのです。


あと、場所を変えることで、「歩く」ことができるのもポイントです。


それによって、血液が循環して脳に酸素が行きわたり、頭が回るようになるのです。


定期的に場所を変えることで、「集中力」と「思考力」が回復する、という事ですね。


こういった事を理解しておきましょう。


同じ場所で勉強しないで、定期的に場所を変えながら、勉強するようにしてみて下さい。


そんな感じで、もう一度、まとめておくと、


①コマを作る

②とりあえず、始める

③定期的に場所を変える


というのが、集中力を発揮するための「基本テクニック」です。


ぜひ、取り入れるようにしてみて下さいね。


次回は、最後の講義という事で、「究極のマインドセット」の話をしていきたいと思います。


一見、「えー!?」って思うかもしれないですが、納得してもらえるように話していきます。


それでは、今日はこの辺で(*´ω`*)



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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