「勉強法」の基礎をはじめから丁寧に【第5講】 | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。


前回の記事では、「受験勉強の計画の立て方」について話しましたね。


サラッと要点を復習しておくと、


・受験勉強の計画を立てる時は、「やるべき全体量」(長期的計画)と「1日にやるべき事」(短期的計画)を立てることが大事

・1日の計画を立てるときは、朝の時間帯に紙に「今日やるべきこと」を書き出す(「具体的数字」で書き出す)

・「量」で決めて、「時間」で縛る

・時間は、コマ(勉強時間と休憩時間で1セット)を作る


という内容でした。


大事なのは、「長期的視点」「短期的視点」の両方を持つ、という事ですね。


全体を俯瞰して、受験全体の計画をしっかり立て、その後は1日1日を大切に目の前の「勉強」に没頭するようにして下さい。


イメージとしては、空にフワーッと上がっていって全体を眺めた上で、地上に戻ってきて突っ走るって感じですね。


未来までの時間をしっかり見据えて、今に「全エネルギー」を注いでいきましょう。


さて、今日も、「短期集中講義」の第5講をお送りしていきます。


今回は、「やる気・モチベーションの技術」カテゴリーの中から重要な話をしていきます。


テーマは、『2種類のモチベーション』です。


それでは、サクサク本題に入っていきましょう。



まず、「やる気には、2種類ある」という事を理解して下さい。


その2つとは、何かと言うと、


①外部刺激によって生み出されるやる気

②習慣化によって生み出されるやる気


です。


やる気は、この2種類に分けて考えることができます。


そして、大事なのは、どちらか一方が良いとか悪いという話ではなく、どちらも意図的に創り出し利用していく、という視点を持つことです。


それぞれには、異なった特徴があります。


まず、外部刺激によって生み出されるやる気というのは、「一時的なものである」という事です。


例えば、何か自分を奮い立たせるようなテレビ番組を観て、爆発的にやる気が出たことはないですか?


大抵は、誰かが「頑張っている姿」や「何かに挑戦している姿」を見ることによって、そういったやる気が生み出されます。


しかし、そういうのって、何日か経てば薄れていきますよね?


そのときは感動したりして、「自分も頑張ろう!」ってなるんですが、その気持ちは中々続かないのです。


そういう経験、誰しもあると思います。


「外部刺激によって生み出されるやる気」というのは、賞味期限が短いのです。


一方、習慣化によって生み出されるやる気、というのは、「安定的なもの」です。


例えば、「歯を磨く」という習慣は、みんな持ってますよね?


それって、毎日、普通に実行できることだと思います。


つまり、歯を磨く、という行為のためのモチベーションは安定的に生み出されているのです。


何かを習慣にしてしまえば、人はそれを実行するための「やる気」を自動で生み出せるようになります。


勉強とかも、「習慣化」することが大事です。


初めは、「10分でもいいから」みたいにしてみて、それを続けるのです。


そして、ある程度それが習慣化できたら、「次は、30分」みたいにして負荷を上げていきます。


そうやって、徐々に習慣にしていけば、勉強をやるための安定的なモチベーションが生み出されるようになるのです。


これが、習慣化によって生み出されるやる気です。


外部刺激によって生み出されるやる気は「一時的」、習慣化によって生み出されるやる気は「安定的」という事です。


では、前者は微妙なのか、と言うと、そうではありません。


外部刺激によって生み出されるやる気には、「爆発力」があるのです。


習慣によって生み出されるのは、必要最低限のやる気ですが、「外部刺激」を利用すれば、それを遥かに超えるやる気を生み出すことができます。


そうすると、習慣的にやっていること以上のことができてしまうのです。


この力は、強力です。


しかし、そういうのって、いつも用意できるわけではありません。


毎回毎回、外からやる気を貰うのって難しいですよね。


なので、そういうのは、「特別イベント」的なノリです。


普段は、習慣化による安定的なモチベーションで行動し、時に、「外部刺激」によって燃料投下する、というのが理想のスタイルです。


ドキュメンタリーだったり、誰かのブログだったり、名言集など、「これ、やる気出そう!」と思うものを見つけたら、積極的に利用するようにして下さい。


そして、そこから貰ったやる気はすぐに使うようにするのです。


効果が切れる前に使い切ってしまう、という事ですね。


そうやって、時に外部からの刺激を貰いつつ、淡々と勉強していくのです。


ぜひ、こういった考え方を持っておいて下さい。


これが、「2種類のモチベーション」の話です。


もう一度まとめておくと、やる気には、


①外部刺激によって生み出されるやる気

②習慣化によって生み出されるやる気


という2種類がある、という事です。


これらを意図的に生み出し、利用していって下さいね。


次回は、「集中の技術」カテゴリーの中から重要な話をしていきます。


お楽しみに(´∀`)



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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