お疲れ様です、明聖です。

職場にも徐々に慣れようとしてまだまだ慣れ切れていない自分がいます。別に気持ちに疲れているわけではありません。

今までの経験というか、環境に馴染み過ぎていたのだなと思います。地域変われば環境も変わる。対応するのがまだまだかかるってことだと思っています。

 

とりあえず旅の記録でもまとめて心を落ち着かせることにしましょう。

 

≪前回のあらすじ≫

前職場の最終勤務から車中泊旅へ

休憩するつもりだったのに大型トラックさんにぶつけられる

予定が狂うけど【静岡SA】はいいところだった

 

≪今回のあらすじ≫

 

そんなわけでITくんの運転でさらに西へ走っていく我ら。元々の予定では【岡崎】まで行く予定だったのですが、色々とずれてしまったこともあって最初の行き先を変更することに。

 

走って行って、ちょうど愛知県と静岡県の県境を越えて【豊川IC】で降りることに。そこからまた静岡県側に戻るように道のりを進んでいき、だんだんと山に入って行ってグーグルマップさんを見ながら右往左往。

 

そんで着いたのがここでした。

 

 

 

ここはどこ?と言われると思います。ここは「愛知県豊橋市の嵩山(すせ)町」というところです。山間の村みたいなところで、ここにある峠かトンネルを抜けると「静岡県三ヶ日町」に行けます。

そんな嵩山町の山間にある神社の【浅間神社(富士社)】だそうです。なぜここに来たのか?と言われると、それが一年前のちょうどこの時期に旅した時にお世話になった【萃夢荘】さんで店主さんと話していた際、とある本を見させてもらって「こんなところがあるんだよ~」というのが記憶に残っていて、いつか行ってみようと思っていたのがきっかけでした(我々(東方ファン)が恋した萃夢荘 ~東方projectを肴に酒を飲み干す~ | kのゴミ箱のブログ (ameblo.jp)参照に)。

 

さて、その本によるとここも『博麗神社』の候補地?として取り上げられているとかなんとか…その信憑性は個人的には白馬の3つの神社より薄いと思っていますが、こちらもなかなか趣のある神社であることは間違いないです。
 

話は【浅間神社(富士社)】に戻します。ここに行くにはメイン道路から一本逸れた生活道路と車がギリギリ行ける道(山道?林道?峠道?)をちょっと行った先です。なので嵩山町から近いと言えば近いです。ですが紛れもない山登りです。この神社について1枚目の光景、2枚目の看板を見てITくんの口は塞がらなかったです。

 

「え、またでましたした。昔の人のいじめですよ、この角度。何ですが?昔の人は急角度じゃないと気が済まないんですかね?」

「いやいや、明聖さん。ここにね、それぞれの距離とかかる時間が書いてあるんですが、こんなの嘘っぱちに決まってるじゃないですか。おかしいですよ、なんでこの光景を目にしてすぐに着くよ?的に書いちゃってるの?」

 

ITくんのツッコミと愚痴がひたすら止まらないのが面白かったです。

 

 

 

 

その後は何段あったか忘れましたが結構登りました。さっきから誇張されていそうな角度に関してですが、僕が旅をしてきた中でも2~3番目に角度が急でした。これは膝がやられるのも無理はないかも。それでも石階段はまだましなレベルでした。正直、人の手が入る余地があんまりない場所、もとい神社だと思っていますが階段に関しては本当に綺麗です。まぁ、比べているレベルが【青鬼神社】とかになるので比較参考になるかは別ですけど…。

 

 

 

 

 

とりあえず登っていくこと5分もしない程度で1枚目の祭殿までたどり着くことができました。先程掲載した写真の大きな看板にもありますが、この【浅間神社(富士社)】は3段階で分かれており、上の写真3枚目にある山道を登っていくと2つめの祭殿と3つ目の正殿に辿り着くという構造になっています。我々が登ってきたところは整備されているため、一般人でも何ら問題なく?いけますが、そこから先はガチ登山です。

それと2枚目にあるようにこれだけ急な階段と坂道と山道を強いられているおかげか、この神社の御利益は足だそうです。別名は【足浅間】ともいうようで、すべることを考慮しなければトレーニング施設としても十二分の効果があります。

 

「明聖さん、やばいです。すでにふとももがプルプル震え上がってますわ。もう筋肉痛が来てる感覚でしかないです」

 

しかしITくんはいつも足がプルプルしてんな。

 

そんなコントをしながらお参りを済ませたところで別の参拝客…ではなく、先程の山道を登ろうと登山の方が1人。簡単に挨拶しながらお互いの現状を話して、この神社のことをもうちょっと知れることに。登山の方曰く、陽がでている時はいいところだけど暗くなると全く光がない地域になっちゃうので怖いんだよね。とのこと。

 

そんな世間話をしながら登山の方を見送り、下山することに。

 

正直に言えば、我々のようななんらかのきっかけがないと訪れることがまずない場所だと思います。もしくは会話した登山の方のような目的か。車は結構停められそうな場所もちらほらあるし、トイレもあるちゃあるのでいいのかもしれません。

博麗神社、もとい幻想郷に行ける場所かどうかはさておいて、静かで緑を堪能したい方や足腰を鍛えようと思っている方は訪れてみてはいかがでしょうか。

 

今回はここまで。

 

ではでは。