先日、札幌地方隊友会より

感謝状をいただきました。

時節柄、若月寿一会長はじめ関係者の皆さまが私の事務所へお越しいただいての授与式となりました。




若月会長が私の母校札幌月寒高校の大先輩であることがわかり、感激もひとしおでした。


授与式の後は、マスクをして間隔をとって・・新生活スタイルでの歓談。
そして、話題は「月寒忠霊塔」について。

1934年(昭和9年)に建立され、日露戦争から大東亜戦争までの2,115柱の遺骨と1,743柱の名簿が納められています。
建立から86年がたち、当然、老朽化しています。
忠霊塔の管理責任の所在が国と自治体(札幌市)の間ではっきりせず、老朽化が進んでいても、修理も何もされずに、今日に至っています。
本来であれば、正しい史実を残し平和教育のために、また、戦争の語り部として現代においての役割は大きいのですが、安全のため塔の周りには柵がはられ、公園内で遊ぶ子どもたちには近づかないように張り紙がされています。

隊友会の皆さまを中心に地域の皆さまとで作る「月寒忠霊塔奉賛会」が忠霊塔の維持管理や慰霊祭の実施をしています。

これまで私も地元議員として、また会の顧問として、札幌市と度重なる検討もし、奉賛会会長である前衆議院議員高木先生におかれては、全国にある同様の施設の現状調査と国による補修や管理の必要性を国会でも訴えて参られました。

その甲斐があって遂に

北海道財務局より令和2年度以降の修繕計画が示され、昨年は耐震診断の調査業務が実施されました。
今年度以降、順次、国が補修費用を手当することが決まっています。
地域の歴史遺産 「忠霊塔」
これからも継続して注視してまいります。

 

さて、毎年9月に月寒忠霊塔慰霊祭が行われて来ました。
今年は85回目を迎えるはずでしたが、コロナウイルスの収束がみえないため、すでに中止が決まっています。
今のところ、月寒忠霊塔のお盆参拝は例年通り行われる予定ですので、
お時間ありましたら、ご参拝ください。

8月13日~15日 午前11時~午後2時
月寒平和公園(月寒西2条7丁目2)

(コロナ拡大の状況によっては中止になることもあります。)⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️

大変、残念ですが中止となってしまいました。


昨年のお盆参拝の様子こちら

  下三角

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