本当に言いたいことが
あとから分かるってありますね。
あーそっか。
引っかかりはここだったかぁ。
と後から気づく。
すっきりするものの
タイミングを逃した感じも残る。
自分が望むことを
きちんと分かっている、とは
偶然ではなく
それだけよく考えた結果だし
普段から自分の気持ちを
そのまま受け取れている
成果だと思う。
「あぁそうか、
これが本当に言いたかったことか」
そこに至るまでのプロセスが
すっと進むときもあれば
ぐにゃぐにゃするときもあるけれど
どんなふうに進んでも
「あぁそうか」
まで行くと腑に落ちるよね。
この「言いたいこと」の
「たい（want）」が重要で
「たい」を見つけるには
感情に気づくのが一番近道。
自分の感情に気づくことが
うまくなればなるほど
自分の「たい」を見つけやすくなって
逆に言えば、望まないことを
遠ざけるのも上手になる。
自分の人生を大切にするには
自分の感情に気づきやすくなること。
これが欠かせないと思っています。
その上で･･･
もし、自分の感情がよく分からないとか
高ぶり過ぎたり
麻痺しすぎたりするのであれば
「たい」を見つけるアンテナが
うまく働いていないと言えるわけで
そこの調整をするほうが
先決という場合もあるから
感情を頼りにすればいい
と単純でもないことは覚えておきたい。
自分の「本当の望み」を知るには
感情がとにかく大事だけど、
そのためには
感情というアンテナが
どのくらい順調に働いているか、
という大前提があってこそだぞ、と。
「好きなことが分からない」と
「感情がコントロールできない（ことがある）」
は割とセットというか
裏表の関係にあるようなことが
多いと思っています。
感情は敵ではないよ。
感情は羅針盤。
大事な味方だよ。
カミヤカオリ