そのままのサイズを知る

電車の中で講義ノートに
赤を入れていたら
乗り過ごしてしまった。

気づいたときには
そろそろ新宿に到着のアナウンス。

おっと･･･
やってしまった。

ホントは新宿三丁目で降りたかったのに。
徒歩で逆戻りです。

しかるべき用事を済ませ
先ほど帰宅したのですが･･･

歩数は8,000歩。

そんなもんかぁ。

一駅分、無駄に歩いたのに
そんなにすごくない。

ま、地下鉄はそんなもんですかね。

うぬぬ。
健脚は一日にしてならず。

よい時の自分を認めるのは
なかなかしづらい･･･かな。

悪い時の自分を認めるのも
難しいけれど

よい時の自分を認めるのも
簡単じゃないですよね。

自分をそのままのサイズで
そのまま受け止めるのは

案外できないことだよなぁ、
などと思います。

褒められても
いやいや、と謙遜したり

鵜呑みにしていいのかな？
とうがってしまったり

恥ずかしいくらい赤面してしまったり。

自分に注意が向くのは
良しにつけ悪しきにつけ
なんとも居心地の悪い思いをする。

そんな人も多いんじゃないかな
と思います。

ただただ

そのままのサイズで受け止める。

それだけのことがなかなかに難しい。

必要以上に責めたり
必要以上にへりくだったり。

実物よりも大きく見せたり
実物よりも小さく見せたり。

できること以上をやろうとしたり
できるのにやろうとしなかったり。

そのままのサイズを知るのは
なかなかにたいへんなことだ。

知らないままなら傷つかないことも
知れば傷つくかもしれないから。

だけど。

知らないままにしておくと、もしかしたら、
もっと傷つくかもしれない。

自分の可能性を閉じ込めて
窮屈な世界に押し込めた自分に
傷つけられてしまうかもしれない。

どうしてあの時
自分は自分を押し殺したのだろう。って。

そんなふうに思ったら