ちょっと面白い体験をしました。
『コーチング・セッション見学会』
というコーチ向け勉強会を
毎月開催しています。
プロコーチをお一人お招きして
デモセッションを実演していただく。
それをみんなで見学させていただき
後でディスカッションする、
という趣向です。
クライアント役は
参加者さんの中から募るのですが
今日は･･･
なんと司会のワタクシが
クライアント役をいたしました。
なんという(笑)。
なかなかに面白い体験でしょう？
今日はその話をしようかと。
でね。クライアント役。
やっぱり話すといろいろ気づきますね。
日ごろ心理士として
スーパービジョンを受けることはあっても
差し当たり今は
コーチングは受けていないんです。
当たり前ですが
スーパーバイザーとコーチの視点は
全然違っていて
ゆえに話を聴く様子も
投げかけられる問いも
全然違うのですよね。
改めてクライアントとして対峙すると
その差がなんか面白かったです。
コーチング、面白いなぁ。
何言ってるのよ、って
ハナシでしょうが(笑)。
ふふふ。
今日の収穫は
『時間管理は目標管理』
という名言風？な気づきでしょうか。
え、もうみんな知ってた？
このところ忙しくて
注力したいことに注力しきれていない
それが気がかりでした。
なので、その辺りをテーマに
あれこれ検討したのですが、
セッション後に改めて一人で
振り返りをしたときに出てきたのが
この言葉でした。
目標があいまいだと
つい時間管理もあいまいになる。
『時間管理は目標管理』
頭では分かっていても
なかなかできていなかったのだなぁ
と実感する時間でもありました。
セッション中、
今年の漢字は「整」にしたことを
話しながら思い出しました。
そうか、そうだった。
私は今年一年かけていろいろと
整えたいと思っていたのだった。
うっかりしていた。
･･･とここまで書きながら
もう一つ気づいてしまった。
「整える時間をとりたい」の気持ちと
「ちょっと無理してでも走りたい」の
両方があるってことに。
セッション中には気づかなかったけど
そうだ、確かにこの気持ち、
二つともある。
これは相反するぞ。
なるほどそういうことか。
いま相反するようにみえる
この二つの希望がケンカし合ってる。
なるほどね。
ここまで見えれば
ハナシはちょっと進んだことになる。
「整えたい」
「整えたい」
とばかり思っていたけれど
より正確にいうなら
「自分は整えたいと思っているのに
なんかおかしいな？」
という状態のまま
「無理してでも走りたい」
の気持ちを無視していたようです。
「無理してでも走りたい」
の気持ちにまるで気づいていないまま
無かったことにしていた。
気づいていないというか
言葉になっていなかっただけで
目に見える行動はすでに
「無理してでも走っていた」わけなのだから
なんていうか、こう、
すでに既成事実的な状況なわけで。
なんてことだ。
どうりでこのところ忙しいと思った(笑)。
うーむ。
自分のことが一番分からないって
ホントですね(笑)。
いやはや。
一年の中盤に入ったところで
大事なことに気づけた気がします。
「整える」ことの大切さは
これまで通り変わらないけれど
「どこまで」とか
「今年なのか」とか
その辺りはもう少し
調整してもいいのかもしれない。
長い人生の中での今年の位置づけ
を考えたとき
今年は何がどのくらい進んでいたら
理想的なのか。
軌道修正も念頭に置きながら
もう一度見直してみよう
なんて思いました。
ときどき目標を見直すこと
大事ですね～。
あと一か月で今年も折り返し。
中間の見直しにはいい時期かもしれません。
今年の目標はありますか？
どんな目標を立てていますか？
うまく進むといいですよね。
得るものがありますように。
カミヤカオリ