クライアントの
頭の中に浮かぶイメージを
できるだけ正確に共有する。
これがなかなかたいへんです。
「青空」と一言でいっても
いろんな青がありいろんな広さがあり
見ているもの
感じている風
光のまぶしさ･･･
ひとつひとつが
クライアント固有のイメージですから
「青空」だけでは
とうてい相手のイメージに近づけない。
「どんな空ですか？」
「何が見えますか？」
丁寧に質問すれば
それなりに明確にはなるだろう。
一方で、場合によっては
細かい描写は抜きにして
流れるリズムにのって
表現するほうが大事なこともあるから
無暗に「こまごま質問すればいい」
というものでもないからややこしい。
言葉を尽くして描写してもらえば
確かに相手のイメージに
近づけるかもしれないけれど
だからといってそれをし過ぎれば
失うものもあるのだ。
必要なところでは
しっかりとどまって
丁寧な描写をしてもらい
そうでなければ
自由にのびのび話してもらう。
ギアを下げて
じっくり地面を掴みながら
進むときもあれば
くるくると軽やかに踊るように
表現するときもある。
クライアントの中で
何が起こっているかを感じながら
流れのままについていったり
あえてギアチェンジしてもらったり
呼吸を合わせながら
一緒に場をつくっていく。
臨床の醍醐味だなぁ、、、
などと思います。
さてと、明日はプロコーチの会。
総勢15人のコーチたち。
どんな職人のみなさんが集まるやら？？
楽しみですな。
ふふふ。
カミヤカオリ