満月に向かって
月がふっくらしてきましたね。
けっこう明るく光っていました。
あと数日で満月になりそうです。
「あの月は太陽の光なんだよなぁ」
などと眺めていたのですが
「しっかし、地球って邪魔じゃないのかな？
間に地球があるのによく届くよねぇ」
とふと浮かびました。
いやいやいや、何言ってるの。
だから月食あるじゃない。
とはさすがに気づきましたが
苦笑いです。
まったくね(笑)。
体感としてはどこかで
「地球と太陽と月の大きさは同じくらい」
そういう感覚なのだ。
幼児とそう変わらないこの感覚。
とっさに出てくるから怖い。
脳内だけで展開されててよかった(笑)。
月の写真がない･･･ので代わりに？笑
知的に理解していることが
実感を伴うか、といえば
それはまったく別モノということは
よくあります。
知的な理解と
実感を伴う理解とは
理解の深さが違いますよね。
仕事柄、いろんなテーマで
クライアントさんのお話をうかがいますが
この「実感を伴う理解」を
体験していただくことは
カウンセリングでは
とても重要な点だと思っています。
カウンセリングといえば
「話をしっかり聴いてくれる」
「否定せずに共感してくれる」
といったイメージがあると思いますが
（そしてそれはもちろん大前提だけれど）
それだけで課題が解決したり
トラウマから回復したりするか･･･？
といったらちょっと厳しいだろうな
と思います。
ご一緒する時間の中で
自由にお話いただき、
感情的にすっきりすることは
カウンセリングの効果の一つですが、
それだけではなく
何が起こっているか
心理学的な説明をすることもありますし
（これからどんなことに取り組むのか共有）
現在の状況を整理したり
これまでの出来事を振り返ったり
（回復のための情報収集と整理）
さらに
理解したことを
一緒に練習したり、体感してもらったり
（知的理解から体感を伴う理解へ）
と限られた時間枠の中で
あれやこれやに取り組んでいます。
話してすっきり、だけではないのですね。
私のカウンセリングは１回50分ですので
これらを全部いっきに取り組むのは
現実的ではありません。
ですので、ご希望次第で
宿題に取り組んでいただくことがあります。
多くのクライアントさんは
１～２週間に１回ご予約くださいます。
この１～２週間の時間に
お一人で取り組める宿題を出すのです。
特に「体感を伴う理解」というのは
どうしてもそれなりの時間が必要ですし
実生活の中で知識を実用してこそ
「あぁそうか！」
となるわけですよね。
であれば、次のご予約までの時間を
漫然と過ごすのはもったいない。
宿題を通して
何かしらの「体験」をしてきていただく。
すると今度は
宿題で得た体験をまた次回のご予約で
お話いただきながら
さらに深めたり、定着させたり
うまくいかなかった点があれば微調整したり･･･
と一人ひとりに合わせ必要なことを選びながら
進んでいただけるわけです。
ご予約時間の枠の中でできることは
当然限られています。
だからこそ、ご予約とご予約の間に
宿題と称した実験をしていただき
「頭で分かっているけど
感情では納得していない」
という状況を少しでも解消し
体験を伴う理解を得るに必要な時間として
有効に使っていただけるよう工夫しています。
知識は使ってなんぼ
などと言いますが私の信条としては
知識は体験してなんぼ
と申し上げておきます(笑)。
変なハナシ
知識がなくても体験があれば充分
ってことはあり得ますが
知識が120％でも体験がなければ
（こと心理に関する分野に限って言えば）
充分な満足に届くことは･･･まずないでしょう。
心理学
自己啓発
メンタルヘルス
・
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・
あれこれたくさんの
書籍やセミナーで知識を得て
それでも十分な満足に届かないなら
足りないのは体験です。
体感を伴わない理解は
そこそこの役には立っても
本当に手に入れたい成果には届かない。
ここは何度強調してもいい
それくらい大事だと思っています。
頭で分かって解決するなら
そんなに苦労していないはず。
ご自分に合った方向、量、速度を
見定めながら体験していきましょう。
カウンセリングでご一緒できたらな、
と思っています。
お待ちしていますね。
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カミヤカオリ