うわわ。
読書記録がこんなに
遅いタイミングになるとは。
10月もいい出合いがありました。
さっそく参ります!
『結婚という物語』
タヤリ・ジョーンズ著
加藤 洋子 訳
これよかった。
おもしろかったです。
黒人カップルが
幸せな結婚をする・・・
そんな始まりなのだけれど、
ある事件の犯人として
夫が受刑することになる。
・
・
・
冤罪。
夫本人はもちろん、
妻も冤罪ということを知っている。
親戚だって
家族だって知っている。
それなのに何年も受刑することに。
人生を狂わせる冤罪。
二人の婚姻はどうなる?
家族の絆は?
友情は?
新たな人生を
切り拓くチャンスは得られるのか・・・。
冤罪そのものではなく
苦難が人生の何を奪って
何を与えるのか、
そちらがテーマになった物語。
真犯人とか、真相とか
そこは主題ではないので
ミステリー的な要素はゼロ。
まったく本人に責任のないところで
課せられる苦悩に
人はどう向きあうのか。
そんなことを考えさせられる物語。
『今はちょっと、ついてないだけ』
伊吹 有喜 著
これもおもしろかったです。
さらっと読めます。
人生がうまくいかないとき
いろんなことに
背中を向けたくなりますが・・・
ほんのちょっとのきっかけで
少しずつ好転させていく。
腐らずに積み上げた人が報われる世界。
3『パンとスープとネコ日和 優しい言葉』
4『パンとスープとネコ日和 婚約迷走中』
5『パンとスープとネコ日和 今日もお疲れさま』
群 ようこ 著
あんまりストレスフルなものを
読みたくない・・・
という心の声に従い
3~5巻を一気読み。
あ~ずいぶん甘やかしました(笑)。
アキコとしまちゃんのコンビ
新しいネコたち
お向かいのママ
いつものメンバーの
いつもの毎日に
ほんのちょっとの事件。
このくらいがちょうどいい刺激です。
群 ようこ 著
著者ご自身の
実際の漢方体験のようです。
自分の健康を
自分で育てる。
若い頃は私もなーんにも気にせず
ずいぶん負荷をかけていたな、と
今ごろになって思います。
自分でどうにかできるものではない
努力の範疇ではない
と思っていたことも
原因していたと思います。
でも、やっぱり自分で気をつけて
身体の声を聴くようにしたり
早めにケアをして
メンテナンスしていくことで
健康は育つのかもしれないなぁ。。。
そんなことを改めて思ったり。
つい後回しにしがちだからこそ
こうやってたまにそんな話を読むと
いかんいかん、
と思い留まったりします。
吉川 雅英 監修
・・・だから、
というわけではありませんが、
身体のことって
よく分かっていないなぁ、、、
ずいぶんいい加減なイメージのまま
と気になっていたところで
出合ったこの本、
さっそく読んでみました。
確かに理系ではないワタクシにも
対話形式なのと
図が多いのとで
すいすい読めます。
すいすい読めるのと
きちんと記憶に残るのとは・・・
別のようですが(笑)。
気になっていた知りたいことも解決。
おもしろかったです。
太陽とエーゲ海に惹かれて』
萩原 紀世美 著
写真が美しい一冊。
旅行情報はもちろんですが
写真がよかったなぁ。
写真集のように
眺められました。
現地在住の著者さんだからこその
「日本人からみたギリシャ人」
みたいな観察が面白かったです。
現地でウェディング・コーディネートも
なさっているのが納得の
美しい写真がたくさん。
エーゲ海!
きれいなエメラルドグリーン
いつか行ってみたいですね。
平井かずみ著
中央『はなのいろ couleurs』
浦沢 美奈 著
右『花と暮らすパリのアパルトマン』
ジュウ・ドゥ・ポゥム 著
お疲れだった10月、
旅行本に続いて
花の本。
癒し本ですね(笑)。
三冊とも
ぱらぱらとめくるだけで
安らぎます。
一輪ざしをうまーく
お部屋になじむように飾るのって
どうも難しい。
どこかわざとらしくなってしまうような。
かといって、
ゴージャスな花は浮いてしまって
もっと難しい。
花をほどよく飾るって
みなさんどうしているのでしょう??
慣れの問題なのでしょうか。
こなれた感じ?
身の丈にあった感じ?に
とり入れられるようになりたいなぁ、、、
と思います。
というわけで、
10月もいい出合いがありました。
みなさんには
どんな出合いがあったでしょう?
いい出合いがあったなら
良いなと思います。
カミヤカオリ