買い物から帰ってきたら
すぐにお菓子の作業できるよう
準備してから出かけよう･･･
と、バターを室温に戻すべく
必要な量を冷蔵庫から出してから出発。
お菓子づくりの顛末はこちら
お買い物も無事済ませ
「お菓子づくりも
だんだん慣れてきたぞ♪」
と意気揚々と帰宅したら
卵が冷え冷え･･･。
あ～･･･
卵も室温にしなきゃでしたね。。。
うーむ。
段取り八分。まだまだです。。。
それにしても
お菓子の材料の ”室温に戻す” って
かなりやっかい。
作ろう！と思ったときに
スグにできない。
かといって、
室温に戻した後になって
眠くなったとか、
今日はもう疲れたとか、
なんやかや時間なくなったとか、で
「やっぱりやめよう」
もしづらい。
段取り八分。まだまだだね。。。
お菓子ですらこの状態。
人生の段取りなんぞ
夢のまた夢です、私には(笑)。
目標とかゴールとか
人生のビジョンとか使命とか。
まったく無いわけじゃないけど
きっちり計画しているわけでもない。
きっちりやっている人は
本当にすごいなぁ、と思う。
それが楽しいっていうよね、
そういう人たちは。
羨ましい限りだ(笑)。
私は基本的に
「ゆるやかな方向性」
＋
「目の前のことをまじめにやる」
という方針のようなそうでないような
なんとも場当たり的な臨機応変な
スタイルでございます。
結果としてこのスタイルに
なっちゃっているだけですが、
そんな実践？を通して
一つ言えることがあるとすれば
きっと ”不安耐性” は
そこそこいるだろうな、ということ。
どっちのスタイルでも
不確実性はなくならないのだから
不安は残るわけだけど
その不確実性への
取り組み方が違うのだろうと思います。
前者は
不確実性を出来る限り予測し
積極的につぶしていくだろうし
後者は
不確実性については検討せず
起こったときに対処するだろうし、
それぞれに差があるんじゃないかなぁ、と。
キャリアの理論で
クランボルツ博士の
プランド・ハプンスタンス・セオリー
（planned happenstance theory）
というのがあるけれど
後者はこれに近いんだろうね。
けっこう好きな理論だ。
初めて知ったのはいつだったかな、
30代の･･･はじめごろだったか。
当時、私は転職歴が多く
自分の履歴書が嫌いで、
けっこうなコンプレックスだった。
自分なりに頑張ってきたし
後悔しているわけじゃなくても
なんで辞めたんだ
どういう一貫性（方向性、計画性、so on･･･）
があるんだ
と面接官やら親やらにイチイチ訊かれ
うんざりしていたしね。
そんな下地があったから
この理論にずいぶん救われたな。
別に悪くないよ、って
言ってもらったような気がして。
うん。
余談だけど、
人材会社にいたころは
同じような悩みをもつ人に会うことも
もちろん、多くてね。
転職回数がマイナス評価にならないよう
何を伝えるか
どう伝えるか
本当に何人もの
職務経歴書のブラッシュアップや
面接前の打ち合わせをやりました。
少なめに見積もって
延べ1,500人分くらいやったと思います。
その人の良さが伝わるよう
どうやって筋を通していくか。
どうやって送り出したらいいか。
だいぶ鍛えられたと思います。
お陰様で
コーチングでも活きてます(笑)。
やっぱり無駄はないね。
ということで、話戻して。
まぁ、誰にも未来は分からないんだから。
どういうスタイルであろうとも
自分に正直に一生懸命やってたら
いつか道は拓けるよ。
思うことをやったらいいよ。
とね、当時の自分に言ってやりたい。
計画なんてね、
しきれるもんじゃない。
計画は狂うのだから。
焦っても時間は同じ速度で進むし
不安を募らせて未来は分からない。
自分のペースで行くしかないのだ。
焦らせるような情報も多い現代
ゆっくり行くほうが
スキルや知恵や心の筋力が
必要なのかもしれない･･･ね。
ゆっくりね･･･。
ふぅ。。。
・
・
・
と遠目にまだ冷え冷えであろう
卵たちをにらみつつ･･･
早くぬるまれ～！！！
笑
カミヤカオリ