ちょうど夕方、
ほとんど陽が落ちかけている頃
絶妙なタイミングで
夕日を眺めてきました。
低い角度で
並ぶビルより少し高いくらい。
逆光になって
きれいにスカイラインが
浮かび上がっていました。
都心らしい夕日というのかな。
きれいな夕日は場所を選ばず
新宿でもきれいでした。
明日からはしばらく
お預けになりそうな予報。
今日見られてちょっと嬉しい。
よかった。
ここでフツウは夕日の写真・・・
なのでしょうが我が道を行く(笑)
タイミングとは
なかなかむつかしいものだなぁ、、、
と思うことがあります。
今日は狙ったわけでもなく
偶然きれいな夕日が見られましたが
じゃぁ、といって
狙っていって見られるか、というと
分からない。
タイミングって
能動的であれば掴めて
受動的ではつかめない、
とは限らないですよね。
ホント不思議なめぐりあわせです。
完ぺきなタイミングを待っていても
きっといつまでもやってこない、
と臆病を戒めることもあれば、
自分が自分が、と
前のめりになっても
さまざまにからみあう要因が
”準備状態” に整わなければ
うんともすんとも言わない
と焦りを戒めることもあって
なかなかむつかしい、
というわけです。
互いが互いの言い訳になったり
考えすぎて時を逸したり。
悩ましい(笑)。
この二つを賢く見極められたら
どんなにいいだろう。
みんなはどうしているのかな。
心理士として私が思うのは
やっぱり自分の気持ちに
どれだけ忠実でいられるか
なのですよね。
これがすべてではないけれど
やっぱり重要だなぁ、と思う。
なんだか毎回
同じことを言っているようで
変わり映えしないのですが(笑)。
感情の価値って何か、と言えば
行動や物事の重要度や好悪を決める
自分だけの判断基準である
ということ。
どんなに理が通っていても
感情的に納得していなければ
行動しないし、
したとしても後悔しやすいし
肝心なところで
投げ出したりしてしまう。
好き・嫌いの価値判断も
行動を起こすか否かも
つまるところ感情が決めている。
そう考えて
そう大きくずれないと思います。
ただし。
感情を判断基準として信頼するには
感情を正確にキャッチする力が
育っていることが前提です。
感情にも層があって
表面の感情に騙されてしまう。
間違った情報に惑わされないよう、
自分の感情をキャッチするスキルを
身につけておくといいと思います。
本当は何を感じているかな。
何にそんなに反応しているのかな。
といった具合に。
怒りの下には悲しみがある、とは
よく言われることですが
そういう定式化したものより
自分で見つめる力のほうが
よほど信頼できます。
やはり自分で ”筋トレ” することが
大事だろうと思います。
カウンセリングでは
その辺りとても大切にしています。
人は案外、
自分の感情に気づいていませんし
正確に把握できてもいないものです。
まして、丁寧に表現するなど
よほど意識していないとできない。
理が優勢になりがちの毎日ですから
仕方ないのですけれど。。。
物事を動かすのか
物事が動くのを待つのか。
タイミングをつくるのか
タイミングを待つのか。
自分の感情に訊いてみると
しっくりくる答えが聞こえてくるかも・・・
しれません。
うまくいきますように
カミヤカオリ