コーチングでも
カウンセリングでも
”回を重ねる”
が大事です。
１回で何も起こらないわけでは
ないけれど
１回で何もかもが
起こるわけでもない。
１回でできることには限りがある。
だから、
回を重ねていくのです。
実際的なお話をすると、
状況にもよりますが
１週間に１回～
２週間に１回くらい
がちょうどいいように思います。
話すにあたってこころの揺れが
大きくなりそうなとき
話を進めていく前に
準備が必要そうなとき
そんなときは
短めのスパン、１週間に１回
がいいかもしれません。
回と回の間に
考えたり、感じたり、思いめぐらせたり
時間をある程度とることで
”熟成” が進みそうなとき
やってみようと決めたことを
実験する時間が欲しいとき
など少し余裕があるときは
２週間に１回がちょうどいい。
だいたいそんなふうに大枠があって
あとはクライアントさんごとに
お話をうかがいながら
一緒に相談しながら決めています。
ご予算もあるし
スケジュールの問題もあるし
こころの準備もあるだろうし･･･
お一人おひとり
ご事情が違いますので
こちらが
”こうがいいですよ” とは
（ある程度方向性はあっても）
一方的に決められない面が
ありますものね。
ただ、一つ言えるのは
しつこいようですが、
コーチングもカウンセリングも
１回でどうにかなるものではない
ということ。
丁寧に回を重ねていくことによって
当初見えていなかったテーマや課題が
浮かびあがってくる
ということがあります。
それは、ご本人も私も
一緒に回を重ねるからこそ
「おぉ、こんな私が眠っていたか」
という出会いに到達するわけで
こういうのは
狙ってできるものではありません。
そういういわば
”自分との出会い直し”
のような瞬間は
気まぐれにやってくるのではなく
繰り返し一定のペースで
語られた物語が連なってこそ
出会えるのです。
都度都度、
愚痴が溜まったときに
吐き出しにくる、
ストレスが限界になったら
発散のように喋りまくりにくる、
といった
１回１回が連ならない使い方では
開かない扉なんですね。
回と回の間は無なのではなく
”次がある” という状態で
連なっています。
不思議なもので
一定のペースで会い続けると
身体もそのようなペースに
馴染んでくるのですね。
「あぁ、そろそろだな」
とペースができてくる。
この連なりがあることで
バラバラなセッションとは違う
効果を生みだします。
もちろん、
気が向いた時に散発的に
コーチングやカウンセリングを
ご利用いただくことも可能です。
定期的なセッションに比べ
限定的とはいえ
効果がないわけではありません。
それが必要な状況もありますし
そういう利用法しか状況が許さない、
ということもあるでしょうから。。。
ですので、
どちらでも使いやすい方を
選んでいただければよいのですが
もしどちらでも選べる状況なら
一定のペースを守ることで
見えてくるものがある
という体験をぜひしてほしいなぁ、
とも思います。
初めての方とは
コーチングがいいか、
カウンセリングがいいか、
といったご相談も
一緒に決めていきますが
セッションの頻度も同じで
ご本人のご意向と
心理士として私の見解とを
同じテーブルの上にのせて
どう進めていくのがよいか
を共に探っていきます。
コーチングやカウンセリングが
気になる、という方
これだけでは
いろいろ疑問が浮かぶかもしれません。
ご遠慮なくお問合せくださいね。
お問合せフォームはこちら
セッションの詳細はこちら
初めての方はこちら
カミヤカオリ