手仕事は
思いのほか、いろいろと
教えてくれました。
思いのほか、いろいろと
教えてくれました。
昨日は
出来上がりました!
出来上がりました!
の報告だけでしたが、
今日は手仕事の中で
気づいたことを
文字にしてみようと思います。
気づいたことを
文字にしてみようと思います。
6枚はぎ・・・かなり”長距離”でした。
まず浮かぶのは
『ゆっくり進めることの大切さ』
でしょうか。
『ゆっくり進めることの大切さ』
でしょうか。
もともと
手芸などの手仕事は
嫌いじゃないのですが、
手芸などの手仕事は
嫌いじゃないのですが、
どうも仕上がりを急ぎ過ぎて
途中がかなりいい加減に
なりがちなワタクシ。
途中がかなりいい加減に
なりがちなワタクシ。
仕上がりに目を奪われると
早く早く、と
プロセスを楽しめないし
プロセスを楽しめないし
雑になるし
間違えるし
(しかもやり直そうとしない)
(しかもやり直そうとしない)
一気に集中的に作業し
他のことがおろそかになるし
他のことがおろそかになるし
で、いいことがありません(笑)。
しかも、当然ですが、
仕上がったものの
きれいに出来てないから
気に入らない。
何かというと
ぐずぐずと壊れたりする。
ぐずぐずと壊れたりする。
一体なんのために作ったのか・・・
そんなことが
けっこうあったわけです。
けっこうあったわけです。
ところが今回は
手縫いでのチャレンジ。
ミシンだと
だーーーーっと
勢いで縫えてしまいます。
だーーーーっと
勢いで縫えてしまいます。
でも、手縫いだと
それができない。
それができない。
それが功を奏した。
だーっと
勢いよくできないから
仕方なくゆっくりになる。
勢いよくできないから
仕方なくゆっくりになる。
ゆっくりだから
(不本意であろうと)
丁寧にならざるを得ない。
(不本意であろうと)
丁寧にならざるを得ない。
なかば強制的に
じっくり付き合わされると
じっくり付き合わされると
いろんなものが
見えてくるのですね。
見えてくるのですね。
生地のことも
洋服のつくりのことも
触れる時間が長くなるから
おのずと理解が深まる。
おのずと理解が深まる。
人生の中で
これだけ長い距離(?)を
『本返し縫い』
で縫ったことが
あっただろうか?
あっただろうか?
・
・
・
ないよ!笑
やるだろう、すら
予想だにしてませんよ。
予想だにしてませんよ。
自分でもびっくりです(笑)。
でも、やってみたら
やっぱり見えることがあった。
やっぱり見えることがあった。
これはおもしろいことでした。
例えば、
体験したことの一つ。
ながーーーーーい距離を
延々と本返し縫い。
そうやっているうちに
針の感触がつかめてきたんです。
針の感触がつかめてきたんです。
基本的にずーっと同じ針で
縫い進めていたのですが
縫い進めていたのですが
日にちがまたいで
翌日は気づかないまま別の針を
使った時があったんです。
翌日は気づかないまま別の針を
使った時があったんです。
その時
『あれ?なんか違う?』
とね、
”感触で” 針の違いが
分かったんです!!
”感触で” 針の違いが
分かったんです!!
これには
びっくりしました。
びっくりしました。
何が言いたいかというと、
『量は質の前提』
を身をもって体験しました、です。
質を上げたければ
量をこなすべし
とはよく言われることですが
実際にやる人は
そう多くはないわけです。
そう多くはないわけです。
もちろん、私もです。
人は、苦労をした分の
成長を欲しがりますし
目に見える効果に
心を奪われやすい。
心を奪われやすい。
分かりやすい成果が
ほしいのです。
ほしいのです。
だから、
うまくなっているんだか
完成に近づいているんだか
いま一つ分からないことは
できればやりたくない。
できればやりたくない。
途中で嫌になりやすいし
向いてないと投げだしやすい。
向いてないと投げだしやすい。
間違った方向に
進んでいるんじゃないかと
心もとなく感じやすい。
進んでいるんじゃないかと
心もとなく感じやすい。
そういうものだと思います。
今回私がトライしたのは
人生の課題ではなく
ただのワンピースです。
だから、
ゆっくり丁寧にかかわる、とか
根気を養う、とか
段取りをきちんとする、とか
一つひとつの
作業をおろそかにしない、とか
作業をおろそかにしない、とか
そういう人生でも活かせる
じっくり取り組む力のようなものを
じっくり取り組む力のようなものを
失敗してもOKな場で安心して
訓練することができた、
訓練することができた、
そんな気がするのです。
ちくちく縫っていて
ちいさな失敗をすることが
何度もありました。
ひと手間の
アイロンがめんどくさく
感じることもありました。
アイロンがめんどくさく
感じることもありました。
線を引かないまま
カットしちゃおうかな、
カットしちゃおうかな、
と魔がさしそうなときも
ありました。
ありました。
そんな時、
あー、めんどくさい、
このままやっちゃうか・・・
このままやっちゃうか・・・
といったんは思うものの
それでもなんとか
思いとどまる・・・
思いとどまる・・・
という場面が数えきれないほど
ありました。
ありました。
ワンピース一枚で
この騒ぎです(笑)。
それでも。
丁寧な仕事の積み重ねで
美しく頑健な仕上がりに至る。
それは
ものづくりの一つの
愉しみや喜びだと思います。
ものづくりの一つの
愉しみや喜びだと思います。
そして、その精神は
自分の人生をどう生きるのか?
にも通ずるところが
あるようにも思います。
あるようにも思います。
あー、めんどくさい。
このままでいっか。
を1回でも減らして
ちょっと丁寧にやってみる。
ちょっと丁寧にやってみる。
成長してるか
すぐには分からなくても
何度も繰り返してやってみる。
すぐには分からなくても
何度も繰り返してやってみる。
そんなふうにやっていくうちに
いつか
いつか
あぁ、そうか。
と量が質を生み出した
瞬間に出合えるんじゃないか、
瞬間に出合えるんじゃないか、
なんて思います。
まぁ、まだ
ワンピースですけれど(笑)。
カミヤカオリ
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