人生は面倒くさい、と覚悟を決めたら変わること

昨日まで

（記事１）～（記事７）まで

続いていたシリーズがありました。

･･･長い(笑)。

お付き合いくださった方の中には

きっと気づいている方も
いらっしゃるはずですが･･･

「言ってることはわかるけど
”で、どうやるの？”
が抜けてるんだよなー！」

と。

それなのに、
付き合ってくださって
ありがとうございました。

そうなのです。

あんまりハウツーを
書いてきませんでした。

状態ばかりを書いていて、
道のりを提示しない。

消化不良になるし、
読みづらかったと思います。

だからこそ、
ここまでお付き合いくださったことを
より一層感謝しているのですが

（本当にありがとうございます！！！）、

実は、
その読みづらさって、

私は
”人生の面倒くささ”
そのままだと思っているんです。

万能な答えは
やっぱりそれなりに浅い。

お手軽なやり方は
やっぱりそれなりの耐久性だし、

なんにでも通用することは

実は何も言っていない。

そんな思いが

心のどこかにあるんだと思います。

各自のスタート地点があり、
各自のゴールがある。

そういう中で、

道のりそのものを

自分の頭で

考えて考えて考え抜いた先に

実際にやってみて、
うまくいったり、調整したりして

得るものがどれだけ大きいか。

そこにこそ
個性が現れますし、

その人のスタイルが生まれる。

だから、
それを私の言うことで

狭めることは
できればしたくないなぁ、

と思っているのです。

困っていることが

具体的に整理してあって

何をすればよいか示されていると
楽ですよね。。。

フレームワークの強味って、

一見ノールールで

ぐちゃぐちゃに見えるものを

ざっくり整理して

順番に番号振って、

フローにしてくれて、

なんなら
タイプ分けもしちゃって、と

法則化

してくれること、だと思います。

法則になっているものなら、

それに従うも、無視するも、
ずいぶん扱いやすいです。

予測がつきやすいし、
なにより安心感があるし。

一方で、

法則化・標準化されたものは、

新しいもの、
例外的なこと、

を嫌いますし、

多様なスタイルを
受け入れにくいですよね。

ただ単に多様なだけなのに、

間違っている、
オカシイ、

という評価になりがち。

そういうものを追いやらずに
丁寧に付き合うのには

フレームをいったん脇においた上で

時間をかけ、
想像力をつかい、と

けっこう心の筋力が必要。

だから、
そこから豊かな学びを得る前に
面倒くさい、が先にたつ。

めちゃよくわかります(笑)。

手っ取り早さとは
真逆ですもんね。

丁寧に暮らす、
丁寧にかかわる、

そんな美しい言葉を
日常の生活や人間関係で

実践するのは、

けっこう面倒なのだ(笑)。

インスタントに
食べるものを得ることを

立ち止まったり、

賢く利用しようとする人は

増えてきたけれど、

心を育てる、
人生を創る、

に関しては
まだインスタントでOKなのかな？

と思うことがあります。

例えば、

パートナーとうまくいかない時。

このタイプの人とは合わない、

とあっさり諦めますか？

この人はいつもこうだ、

と決めちゃいますか？

解決しないから

他の人に乗り換えますか？

それとも、

じっくりかかわって

分かりにくさに取り組みますか？

自分が変わる努力をしますか？

関係を築くための

手間と時間をかけますか？

人生は

そもそも面倒くさいんです(笑)。

その面倒くささから
逃げようとするより、

とっとと覚悟を決めて
取り組む決心をしたほうが、

はるかに楽しめるようになる。

私もずいぶん

あれこれ逃げ回っていましたが、

ようやく
そんなことが分かる
お年頃になりました(笑)。

みなさんはどうです？

そのつもりはなくても

インスタントに逃げてませんか？

そろそろ向き合い時かも？

と思ったら

コンタクトくださいね。

カミヤカオリ

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