【2日目】コーチ、産業カウンセラー、臨床心理士 | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 
 
特別冷たい風が吹く今日、
オフィスに来る途中で、
いいもの見ました。
 
70代中盤とおぼしき
トレンチコートにスニーカーの
おじいちゃん。
 
横断歩道を
チャリンコ立ちこぎで
ぴゅーっと疾走してました。
 
 
あっという間の出来事に
ワタクシ一瞬かたまりましたが、
 
なかなか豪快で貴重なものを
拝見させていただきました~(笑)。
 
私もがんばろっと。
 
 
って。
よい子は
車に気を付けて渡ろうね(笑)。
 
 
 
さて、昨日の続き。
 
(記事)
→ 『【1日目】コーチ、産業カウンセラー、臨床心理士
 
 
私がもってる心理関連の資格は
いったいどういう資格なのか、
 
についてお話する予定。
 



だったんですが、
 
どういう資格なのか、
ではなく、
 
どういういきさつで取得したのか、
に微妙にシフトしつつありますが、
 
なんとか趣旨がずれないよう
キープしていきたいと思います!
 
 
 
初めて管理職になって、
とにかく何かが足りない、
このままじゃだめだ、
 
ということで、
コーチングを選んだんですが、
 
結局、
自分がまぁまぁできてる、と
タカをくくっていた
 
「人の話をきく」
 
ということが
まったくできていなかった、
 
ということに気付くという、
相当に痛い結果に
なってしまいました(笑)。
 
 
まぁ、
学んだからの気付き、
でもありますので、
 
それはそれで良かったんですが、
 
当時は「良かった」というより、
「克服しなくては」という
 
プレッシャーのような
重たい感じのほうが
強かったように思います。
 
 
 
一方で、
もうちょっと深く学びたい、
という欲求も出てきたのだから
 
苦手なもの、
できてないもの、
 
と気付くことが
運命を変えることも
あるのですよねぇ。。。
 
 
プレッシャーにしろ、
学びの欲求にしろ、
 
とにかく
 
「きくを深める」
 
はこのころから動かざる
私のテーマになりました。
 
もっと深く聞けるようになりたい。
 
 
 
で、次なるターゲットを
産業カウンセラーに
定めることにしました。
 
GCS認定コーチに合格した
その2、3か月後には、
 
産業カウンセラーの試験勉強を
開始しました。
 
 
この2007年の受験一発で
合格したかったから、
時間を無駄にしたくなかったんです。
 
なぜか。
 
それは、
その年の受験が(たしか)
「養成講座を受講せずに受験できる」
最後の年だったから。
 
 
当時はまだ
実務経験が一定年数あれば
 
日本産業カウンセラー協会
主催する養成講座
 
を受講しなくても、
受験することができました。
 
いまは、受講が
必須になっているはずです。
 
 
 
(その代わり、当時も今も、
 
養成講座を修了して
一定の条件を満たした人は
実技試験が免除。
 
私は実技と筆記の両方の
試験を受けました。
 
自動車運転免許、
みたいなもんですね。
 
大多数の人は教習場に通って
試験は筆記試験のみ、のような。)
 
 
 
 

アグネスホテル


 
 
 
 
そんなこんなで、
問題集とテキストを入手、
独学をスタートさせました。
 
 
産業カウンセラーというのは、
文字通り、
 
産業場面で支援活動をする人
 
なので、
 
会社(組織)と
従業員(個人)の
 
間を取り持ち
両社の関係がよくなり、
双方が生き生きとできるよう、
 
組織の中にある個人、
個性ある個人を活かす組織、
 
という視点を忘れずに
支援することが求められます。
 
どっちかに偏っては
うまくいきませんから。
 
 
 
という事情から、
試験範囲は、
 
・職場の人間関係
・メンタルヘルス対策
・キャリア開発
 
という3つの領域をカバーしつつ
 
・個人へのサポートの基本
(面接の理論など)のほか、
 
・企業組織に関する知識
(労働法規、など)
 
の2軸で問われます。
 
 
 
これがね。。。
法規が本当につらかった。
 
何しろ、暗記でしょ。
 
もう、覚えられないんですよ、
労働三法とか言われても(笑)。
 
 
何十人以上の組織では、こう、
残業何時間以上だと、こう、
労組の協定を変更するなら、こう、
 
とかね。
もう無理です(笑)。
 
 
 
しかし。
 
瞬間最大風力だとしても、
暗記しないことには
試験になりませんので、
必死に覚えました。
 
 
 
当時は、営業職でしたので、
電車での移動が頻繁にありました。
 
そこを必死に受験勉強タイムに。
 
通勤も電車に乗っているのは
8分くらいの近場でしたが、
それも無駄にせずに暗記、暗記。
 
練習問題が一駅1問しか
できなくても、
 
ぼーっとして頭に入らなくても、
テキストを開いて移動。
 
 
ほんと笑えます(笑)。
 
 
 
今考えると、
勉強したのは、移動時間のみ
だと思います。
 
ノートもつくりませんでしたから。
 
というか、つくれなかった。
忙しかったから。
 
 
毎日、終電でしたからね~(笑)。
 
真夜中の陸上部
 
と自分たちで
自分たちを揶揄しながら
 
連夜、終電に駆け込んでました。
懐かしい(笑)。


(トレンチコートにスニーカー、
ではなく、

トレンチコートにハイヒール
でしたが。笑

いずれにしても
駆け込み乗車は危険です、

よい子はやめようね!笑)


 
30代だったから
できたんだろうな。
 
もう、ぜったい
やりたくないですけど(笑)。
 
 
 
とにかく。
 
そんな調子で
やる気の波も適度に上下させつつ
受験まで過ごしました。
 
 
 

管理職として労働法規の
知識が得られてよかった、
 
ということはもちろんなのですが、

この受験での最大の学びは 
これをきっかけに
 
「このめちゃくちゃな
自分の働き方は
メンタルヘルスに最悪だ」
 
と気付いたこと、かもしれません。
 
これが、のちの
臨床心理士へのチャレンジにも
つながっていきますから。
 
 
 
組織と個人が幸せになる
そんな働き方があるはずだ。
 
それを見つけたい。
 
それを実現する支援をしたい。
 
ごきげんに働ける人を
増やしたい。
 
 
そんなふうに明確に心に宿る
きっかけになったんです。
 
このまま
働きすぎで自殺する人が
増え続ける国でいいわけない。
 
 
自分もぎりぎりで働いていたので
心底そう思いました。
 
 
明日は、
 
で、それを実現するために
どうしたか?
 
へと続きます(笑)。
 
 
 
カミヤカオリ

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