【3日目】コーチ、産業カウンセラー、臨床心理士 | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 


心理関連の資格の中でも、
私がもっているのは、
 
こんな資格なんですよ~、
 
というご紹介より、

 
こんないきさつでとったんですよ~、
 
に微妙なスライドをみせつつ(笑)、
なんとか資格紹介
のぎりぎりのラインを保ちつつ、
 
最終回、
参りたいと思います!
 
 
 
 
(記事)コーチについて
→ 『【1日目】コーチ、産業カウンセラー、臨床心理士
 
 
(記事)産業カウンセラーについて
→ 『【2日目】コーチ、産業カウンセラー、臨床心理士
 
 
 
臨床心理士は、
1日目の記事でふれたとおり、
国家資格ではありません。
 
 
資格認定しているのは、
 
日本臨床心理士資格認定協会
 
という、
公益財団法人です。
 
 
 
臨床心理士が所属している
職能団体の
 
日本臨床心理士会
 
とは別の団体です。
これがややこしいんですが(笑)。
 
 
 
試験に関すること、
合格後の研修ポイントのこと、
 
などは、
資格認定協会が管轄です。
 

 
ちなみに、
日本心理臨床学会
という団体もあって、
 
これは学術的な活動を中心に

学会の開催や学術雑誌の発行、
その他、
研究支援などを行っています。
 
多くの臨床心理士が
所属しているので、
 
ますます混乱に拍車が(笑)。
 
 
 
雑誌が自宅に送られてくると、
どの団体のだ?
となるし、
 
会費の請求がきても
ん?この前払ったぞ?
となる(笑)。
 
 








 
というわけで、
 
受験生の間は
主に「資格認定協会」
にお世話になるわけですが、
 
うーん。
 
 
認定コーチや産業カウンセラーと
比べて、この臨床心理士の
受験がやっぱり一番たいへんでした。

受験までの道のりも長かったし

(私の場合は
まずは、大学院の受験からだった)
 
受験用の願書一つ出すのも
準備や記入が多くて
けっこうな手間がかかりました。
 
 
 
1:願書の取り寄せ
 ↓
2:受験資格の有無の審査へ申請
 ↓
(受験資格あり、の連絡がきたら)
3:一次試験受験:マークシートと小論文
 ↓
(一次試験を合格したら)
4:二次試験:面接
 
 
ざっくりとした流れは以上です。
 

 
手続きそのものは
7月ごろから始まるので、
 
春ごろから受験勉強をしながら、
夏になったら手続き開始、
秋には受験
冬、12月に最終合格発表
 
というほぼ一年がかりで
試験にかかりきりになります。
 
 
 
出題範囲は、
4領域が中心になっています。
 
1.心理アセスメント
2.心理面接
3.地域支援
4.学術研究、調査
 
この4つの中で
心理臨床にかかわるものなら
 
なんでも出題される、
 
と思って準備します(笑)。
 
 
 
毎年、マニアックな問題も
出るようですが、
 
そういうのは
もうできなくていい、という
潔さももちつつ勉強です。
 
 
 
実は・・・
この時も、ひたすらテキストに
書き込む方式で勉強しました。
 
ノートは・・・
 
たぶん、
つくれない性分なんでしょうね。
 

 
春頃は
 
「今度こそしっかり
ノートをつくって万全で臨もう!」
 
と思ったのに、結局、挫折。
 
 
 
テキストにペンで
書き込む、書き込む、書き込む、、、
 
で、結局
最後まで乗り切りました。
 
 
 
 
この受験でたいへんだったのは、
御多分に漏れず
 
暗記
 
でしたが、 

(お約束の歴史~関連法規に加え
アセスメントの種類や
障害の診断基準まで、、、

絶望的な量をひたすら暗記。)


かなりの時間がたつまで
 
「4領域をテストされている」
 
ということを
把握できていなくて
遠回りしていました。

 
これがもっと早く理解できていたら、
ぜんぜん違ったなぁ、と
思いますが、まぁ、よしとしよう。
 
 

とはいえ、特に、二次試験(面接)では、
ここを理解していないと
 
たぶん、まったく歯が立たない。

 
 
試験勉強していないと
私が何を言っているのか
ちょっと意味不明かと思いますが、
 
受験勉強中の方には、ぜひ
 
4領域の中身と互いの関連性
 
を把握することを
おすすめします。



それだけで、面接で

なにを訊かれているか、
なにを答えればよいか、

がわかりますから。
 (ホント意味不明ですね。笑)
 
 

 
もう一度、
あれだけの量を暗記しろ
と云われても無理だな、、、
 
と思うほど、
試験当日まではつめこんで、

試験のときに
全部吐き出したつもりでした。

(一次試験の翌日は
魂ぬけて一日寝てました。笑)



それでも。

一年たっても
意外と覚えてるんですよね、びっくり。



翌年『赤本(過去問集)』が
出たときには、

自分が受けた年度の試験を
もう一度やってみるという酔狂さ(笑)。


思ったよりもスラスラ?
答えられて、そのときようやく

『本当に受かったんだ~』

と思ったという(笑)。



そのくらい、当日は

『できた!』

という手応えがなくて、
合格通知をもらってからも
ピンとこなかったんですよね。


まぁ、合格したら、
そこからスタートですから、、、。

それを思えば当然ですが、、、。




これからも
セッションの時だけでなく、

一個人のアイデンティティとしても
落としこんでいくんですよね。

長い旅になりそうだ(笑)。



折しも、
公認心理師が創設され、
また受験をするような気配(苦笑)。

ま、脳トレ兼ねて?
生涯学習ですね、、、。



 
カミヤカオリ

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