「自分にしかできないこと」が見つからない | ひとしずくの純金

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「起業するなら、
自分にしかできないことをやるべきだ!」

・・・ってアドバイスもらったんですけど、
それが見つからなくて・・・

というクライアントさんのお話。


うーん。

これはなかなか悩ましい。

”自分にしかできないこと”という言葉が
なんとも惑わせますね(笑)。


私などは、
自分にしかできない仕事って、あるのだろうか、
なんて意地悪くも(?)考えてしまいます。

存在、ではなく
仕事、ですよ。


例えば、

この会社のこの時代の社長は私が唯一の存在、
ではあっても、

社長業をやっている人は山ほどいる、
という違いがあるわけです。


どこかの有能な大統領だって
いつかは交代するし、

偉大な発見も
その人でなくてもいずれは発見されたかもしれないし、

名人といわれた技能をもった人も
誰かに教わり、教え、伝統をつないでいるはず。


・・・と考えると、

”自分にしか”、というのは
もうちょっと違うことを言っているのかも、

と思うわけです。




紅茶





どこかに、何かのニーズがあるとして、

それに応えることができるのは、
唯一自分だけだ!

・・・ということではなく、

そのニーズを満たす役割を
ぜひ、自分にやらせてくれ!

というほうが、しっくりくるような気がするんです。

立候補制(笑)。


本当は、誰がやってもいいし、
誰がやっても、そんなに差が出ないのかもしれない。

スキルや知識っていうのは

”やりたい”っていう気持ちや、
その人の存在がもつ固有性、

なんかを越えられないと思うんです。



こういう視点をもってそのことに臨みたい、

こんな社会を実現したい、

あの気がかりごとを解決したい、





という情熱があるか?


”自分にしか”という言葉には
そういう”想い”とか、”志”とか、
そういったものが込められているのかもしれないですね。


それこそ、コーチやカウンセラーなんて
世の中には山ほどいますからね(笑)。


仕事というのは交代できるけれど、
存在というのは交代できない。

このあたりが”自分だけ”を考える
分かれ目のように思います。


セッションでは、
こういう言葉の意味合いを自分なりにかみ砕く作業も
やっています。

自分にしっくりくる解釈がつくと
すっきり納得感が高まります。

納得感が高まれば、
すんなり行動にも移せるようになりますよ。


興味のある方、
体験セッションやっています。^^

お問合せくださいね。


カミヤカオリ

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